アイスリーデザインでは、クライアントワークや自社プロダクト開発において、最新のAI技術を開発プロセスに組み込む「AI駆動開発」を積極的に推進しています。 2025年、生成AIは「試す」フェーズから「実務で使い倒す」フェーズへの移行が見られました。
弊社のオウンドメディアin-Pocketでは、この半年間エンジニアやデザイナー、PMといった職域の垣根を超え、「いかにAIを活用してプロダクト開発の質とスピードを向上させるか」という視点で、実践的なナレッジを発信してきました。 今回は2025年の総集編として、ビジネスの仮説検証を加速させるツールから、プロフェッショナルの現場を変革するエンジニアリングツールまで、特に反響の大きかったAIツール関連記事を厳選してご紹介します！
これから新規事業を立ち上げたい方、開発プロセスの効率化を検討している方にとって、私たちがどのような視点で技術を選定・活用しているかを知っていただくヒントになれば幸いです。
【アクセス数No.1】AIコードエディタ「Cursor」の機能と導入ガイド
2025年、in-Pocketで公開したAIツール関連記事の中で、最も多くのアクセス数を記録したのがこの記事です。 公開時にはX（旧Twitter）でも数多くのいいねやリポストを獲得するなど、SNS上でも広く拡散され、エンジニアを中心に高い関心を集めました。
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＞ Cursorのすべてがわかる！VS Codeとの違い・特徴・機能・始め方を徹底解説
▼大きな反響を呼んだXの投稿はこちら
Cursorの最大の特徴は、VS Codeをベースに作られているため、使い慣れた環境や拡張機能をそのまま移行できる点です。 外部のチャットツールを行き来することなく、プロジェクト全体のコードを文脈として理解したAIが、機能の実装からエラーの自動デバッグまでを強力にサポートしてくれます。
この記事では、Cursorの基本的な使い方から、VS CodeやGitHub Copilotとの決定的な違い、そして非エンジニアでもアプリ開発が可能になる活用法までを徹底解説しています。
実際にアイスリーデザイン社内でも、エンジニアにとどまらず、デザイナーやPMが仕様理解やプロトタイプ作成・ドキュメント作成のために活用するなど、職種の垣根を超えて浸透したツールとなりました。 社内外で最も注目を集めたこのツールが、なぜこれほどまでに開発現場を変革しているのか、その理由をぜひ記事を読んで確かめてみてください。
【王道のAI開発ツール】GitHub Copilotの基本と実践的活用法
今や開発現場の「標準装備」となりつつあるGitHub Copilot。 単なるコード補完ツールではなく、テストコードの生成やリファクタリングの提案、さらには多言語への翻訳までこなす「AIペアプログラマー」としての地位を確立しています。
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＞ GitHub Copilotとは？使い方・機能・料金プランを徹底解説
この記事では、Copilotの基本的な仕組みから、企業導入で気になるセキュリティ対策、料金プランまでを網羅的に解説。 さらに、話題の「Cursor」や「Claude Code」との比較についても触れており、自社の開発スタイルに最適なツール選定の参考になるはずです。 DX推進担当者や、改めてCopilotの実力を再確認したいエンジニアの方におすすめです。
ターミナルで動くAIエージェント「Claude Code」の実力
2025年5月にAnthropic社から、新たな開発者向けコーディング支援ツール「Claude Code」が登場しました。ターミナル上で動作し、自然言語の指示だけでコード生成からデバッグ、リファクタリングまで行えるこのツールは、既存のAIツールと何が違うのでしょうか。
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＞ Claude Codeとは？特徴・料金・使い方から他AIツールとの違いまで徹底解説
この記事では、Claude Codeの基本機能や料金体系（Proプランなど）を網羅的に解説。 「GitHub Copilot」や「Gemini CLI」との詳細な機能比較、さらにはセキュリティ面での懸念点まで、導入前に知っておきたい情報を徹底的に分析しました。 CLIベースで高速に開発を進めたいエンジニアや、Anthropicの高性能モデルを開発フローに組み込みたい方は必見です。
【完全自律型AI】計画からデプロイまで完遂する「Devin」の実力
「世界初の完全自律型AIソフトウェアエンジニア」として登場し、テック業界に大きなインパクトを与えた「Devin」。 単に人間が指示したコードを書くだけでなく、Devin自身が計画を立案し、コーディング、エラーのデバッグ、そしてデプロイまでを完遂する能力を持っています。
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＞ 「Devin」とは？完全自律型AIエンジニアの機能・使い方・料金
この記事では、Devinの具体的な機能や料金体系の解説に加え、従来のAIツールと何が決定的に違うのかを深掘りしています。 AIエージェントと人間がどのように協業していくべきか。これからの開発チームのあり方や、未来の開発体制を見据える上で欠かせない情報のキャッチアップにお役立てください。
VS Codeで動く自律型AIエージェント「Cline」の全貌
CursorやGitHub Copilotなどの「補完型」ツールとは一線を画す存在として注目されているのが、オープンソースの自律型AIエージェント「Cline」です。 その最大の特徴は、単なるコードのサジェストにとどまらず、エンジニアの指示に基づいて「計画・実装・テスト・エラー修正」のサイクルを自律的に回してくれる点にあります。
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＞ VS Codeで動く自律型AIエージェント「Cline」の全貌
VS Codeの拡張機能として無料でインストールでき、使用するAIモデル（Claude 3.5 SonnetやGPT-4oなど）を自分のAPIキーで自由に選択できる柔軟性も魅力です。 「AIアシスタント」から「AIチームメンバー」へ。開発プロセスの次なる進化を体験したいエンジニアやテックリードの方に向けて、導入方法からメリット・デメリットまでを詳しく解説しています。
【運用担当者が実証】非エンジニアでもサイト更新効率を3倍にしたAI活用術
「AIコーディングツール」と聞くと、プロのエンジニア向けというイメージがありませんか？ 実は、コーディング知識が多少ある運用担当者こそ、その恩恵を大きく受けられるかもしれません。
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＞ 非エンジニアがCursorとWindsurfでサイト更新効率を3倍にした方法
この記事では、アイスリーデザインのコーポレートサイト運用を担当する非エンジニアの筆者が、話題の「Cursor」と「Windsurf」を実際に導入し、どのように更新作業を効率化したかを体験談としてレポートしています。 コード補完でミスを減らし、エラー解析でエンジニアへの質問コストを削減。 無料プランでどこまでできるのか、2つのツールの使用感の違いも含め、実体験に基づいたリアルな声をお届けします。
アイデアを即座に形にする：MVP開発・検証の加速
新規事業開発において最も重要なのは「仮説検証のスピード」です。 従来であれば数週間かかっていたプロトタイプ作成や初期実装を、AIツールを駆使して数日、あるいは数時間で実現する。そんな「開発の民主化」とも呼べる手法に関する記事をご紹介します。
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＞ 【最強AI開発ツール】DifyとReplitで非エンジニアでもすぐに動くアプリを爆速開発する方法
「アイデアはあるが、エンジニアのリソースが足りない」「検証用のアプリをすぐに作りたい」。そんな課題を解決するのが、LLMアプリ開発プラットフォーム「Dify」と、クラウド開発環境「Replit」の組み合わせです。
この記事では、非エンジニアであってもチャット形式で指示を出すだけで、実際に動くアプリケーションを構築する手法を解説しています。 PoC（概念実証）やMVP開発のスピード感を劇的に変える、AI駆動開発の事例としてぜひご覧ください。
開発・制作プロセスの最前線：AIとの共創
ここまで、CursorやGitHub Copilot、Clineといった個別の注目ツールをご紹介してきました。 最後に、これらをどう選び、使い分ければよいのかを迷っている方に最適な記事をご紹介します。
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＞ 【2025年最新】VSCode・Cursor・Windsurf・Clineを徹底比較｜開発スタイル別の最適な選び方
開発現場では今、AIネイティブなコードエディタの導入が急速に進んでいます。 定番の「VS Code + Copilot」に加え、文脈を理解してコーディングを補完する「Cursor」、そして新星「Windsurf」や「Cline」。 エンジニアの開発生産性を左右するこれらのツールを、機能や開発スタイル別に徹底比較しました。自分に合ったツールを見つけるための決定版としてご覧ください。
まとめ：AIは「使う」から「任せる」へ
今回は、2025年に開発現場で大きな注目を集めたAIツールを総集編としてご紹介しました。 この1年で、生成AIは単なる「コード補完ツール」の枠を超え、エンジニアのパートナーとして自律的にタスクをこなす存在へと進化を遂げました。
最後に、今回ご紹介した主要なツールを「自律性のレベル（縦軸）」と「環境・プラットフォーム（横軸）」の2つの軸で整理したマッピング図をもとに、2025年の動向と2026年の展望を整理します。
2025年の振り返り：多様化する選択肢
マッピング図を見ると、ツールがそれぞれの強みに合わせてポジショニングを明確にしていることが分かります。
- 既存環境との統合（左下）： 「GitHub Copilot」は、既存のIDEに統合された標準的なアシスタントとして不動の地位を築きました。導入のしやすさと安定性が強みです。
- AIネイティブな体験（右下）： 「Cursor」や「Claude Code」、「Cline」は、独自のエディタやCLI環境を提供することで、より深くAIが開発に介入できる体験を作り出しました。
- 自律型への進化（上段）： 「Windsurf」や「Devin」の登場により、人間が指示を出し、AIが計画から実行までを完遂する「エージェント型」の開発スタイルが現実のものとなりました。
2026年への展望：AIエージェントとの「共創」が鍵に
2026年に向けて、開発のトレンドはマッピング図の「上方向（自律性の向上）」へさらに加速していくでしょう。
AIは「コードを書く道具」から、「タスクを任せるチームメンバー」へと役割を変えています。これからの開発者に求められるスキルは、自らコードを書き上げること以上に、「AIエージェントに的確な指示を出し、成果物を正しく評価・ディレクションする能力（AIオーケストレーション）」へとシフトしていくはずです。
ツール選びにおいても、「どれが一番高機能か」ではなく、「今のチームのフェーズやタスクの性質に、どの自律レベルのAIが適しているか」を見極め、適材適所で使い分けることが重要になります。
アイスリーデザインでは、こうした最新のAI技術トレンドを常にキャッチアップし、実際の開発プロジェクトに適用する「AI駆動開発」を実践しています。 「AIを活用して新規事業をスピーディーに立ち上げたい」「来るべきAIエージェント時代に備えて開発体制をモダン化したい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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