JAWSってなあに?非エンジニア女子が学ぶ、AWSイベント『JAWS DAYS 2016』 レポート -前編-

こんにちは!広報の横山です。
先日(2016年3月12日)開催したイベントJAWS DAYS 2016に行ってきました!今日はこのイベントのレポート記事をお届けします。

 

JAWS DAYSってなぁに?

JAWSとは、Japan Amazon Web Serviceの略、通称JAWS。
このJAWS DAYSというイベントは、AWS(アマゾンウェブサービス)を使っているユーザー(JAWS-UG/ジャパンアマゾンウェブサービス ユーザーグループ)が全国から集まって、AWSにまつわる最新動向や知識を共有する、1年に1度開催される大きなイベント。話題のIoTやFintechについても取り上げる充実の内容のイベントでした!子供もコスプレーヤーさんもたくさんの人がいました!1000人以上参加者がいるそうですよ!
JAWS DAYS 2016の詳細はこちらから↓
http://jawsdays2016.jaws-ug.jp/

なぜ、広報の横山が参加したの?

弊社、テクニカルアーキテクト久保に教えてもらったこのイベント。
自社のクラウドサービスの運用トラフィック、月間2-3億PVを支える久保が行くイベントに、とっても興味津々の横山!AWS初心者(初心者にもなっていない…)だけど、縁の下の力持ち的なエンジニアのこと、もっと知れるかも!そんな気持ちで、参加してみることに。

このイベントは、エンジニアだけに限定された会ではなく、IT広報担当者、デザイナー、Webマーケティング担当者、営業みんなが楽しめるコアな情報がぎゅっと詰まった会でした。

AWSと言われると「え、なに!なに!全然わかんない!」って思う男子も女子も多いですよね?
でも、大丈夫。そんな人たちも「なるほどー」とうなづける内容が盛りだくさんです。
「上級者から初心者まで、また経営者からエンジニアまでが満足出来る企画を多数用意してお待ちしております。」とJAWS DAYSのwebサイトに書かれていたが、、、本当だった!

IMG_3610

会場に到着!
一人、不安な中、とりあえず会場に到着。
会場は、西新宿駅から近いベルサール新宿グランド。
早速、受付に。
「どこからいらっしゃいましたか?関東ですか?」と、突然受付で言われ、驚いたのも束の間。

「そうだ。全国から集まったAWSユーザーがきているんだった!!」

恐る恐る、入り口付近のイベントブースに近づくと…

なんと!AWS麻雀&AWSドンジャラコーナーが。Amazonのサービスロゴが書かれた牌が並んでいます。
(まさかこのイベントに麻雀とドンジャラがあるなんて想像もしませんでした。)

 

AWS Samurai 2015に公開インタビュー!

その奥で楽しそうな声が!AWS Samurai 2015公開インタビューというコーナーが、始まっています!
あのASCIIの大谷イビサさんがAWS Samurai 2015に選ばれた山﨑さんを公開インタビュー中です。
ここでは、印象に残っている山﨑さんの言葉をご紹介します!

FullSizeRender 27

AWS Samuraiってなに?

1年の中で、コミュニティ活動などを中心にAWS普及活動を行った個人をAWSが認定する制度だそう。


受賞者:山﨑奈緒美さん
株式会社HISのインフラソリューションチームに所属。
JAWS UGでは、情シス支部/初心者支部を立ち上げる。
Hubで飲みまくっていたら、AWS Samuraiに選ばれました!という、とっても明るい方でした!!


山﨑さんの経歴や情シス、AWSに関わるきっかけ、ネットワーキングのコツについて語ってくれました。

情シスって結構孤独!

はじまりは、「一人情シスって辛いよね」、と言うお話から。
「仕事の大変さを、まわりに相談できなくて辛かった…」と山﨑さん。
文系の大学を卒業してSEになったのに、まさかインフラを担当するなんて思いもしなかったそうです。情シス以外でもこんな経験をお持ちな方もいらっしゃるのでは?横山も一人広報で奮戦しています。。

さて、山﨑さんの悩みのタネだった、「一人情シスだと、悩んでいても誰にも聞けない。」
これを解決するために、JAWS-UG 情シス支部を立ち上げたそうです!

 

セミナーでなく勉強会参加のすすめ

『人と交流しなくていいならば、企業の無料セミナーで良い。ユーザーの勉強会に出るというのは
仲間を作ることが目的。自分がこれを悩んでいるんだけど、どうしたらいいか?をぶつけるとプラスになる率が高い。』

セミナーだとその企業の人の話しか聞けない。でも、聞きたいのは、ユーザーの生の声。セミナーだと、質問したくてもできなかったりします。だからこそ、気軽に聞ける仲間を作ることはとっても大事ですよね。一人だとしんどい時になかなかわかってもらえなかったり。IT広報の世界でも「最近広報を始めました」とか「社内で一人です」っていう人がたくさんいる中、『まず仲間を見つける、その仲間と知識を共有する』ことで色々な場面で助けられることが多いです。

FullSizeRender 33

ネットワーキングの心得。運営方法・勉強会を続けるコツ

『懇親会やブログを書くところまでが重要。はじめて来てくれた人がいると言うことが重要。
ちゃんと来た人に対するケアができるか。声をかけること、あそこの席空いてますよ、とか。これを怠るとアンケートにご指摘をもらって「あー。やっちゃった」なんて思う。』
中身よりも、運営側のお客さんケアをことをちゃんとやる!ともおっしゃっていた山﨑さん。
もちろん、内容も重要ですが、初めてきた人は迎えてもらえた(声かけてくれた)ことで、次も行こうかなと思えることの方が多いと思います。
勉強会だけじゃなく、会社でも、プロジェクトが大変な時にチームの仲間に声をかけてもらったり、配慮してもらった時って最高に頑張れますもんね。
初めてきた人をこういう気持ちにさせるというのが、勉強会を続ける上で一番重要なんですね。

 

今後の話

『複数の支部(勉強会)を維持していく、また、コンスタントに運用できるようにしていく。運営するにあたって、どれだけ楽に運用コストを下げるかも大事』

仕事もしていて、勉強会も開催する山﨑さん。あれしなきゃ、これしなきゃってなると楽しくなくなりますよね。
楽しく続けるためにも仕組み化していく(エコ化)していくのが大事ですね!と締めくくってくれました。
イベントに参加してすぐに、私でもわかるこんないいお話が聞けるなんて驚きでした!

山﨑さんが立ち上げた「JAWS-UG 情シス支部/初心者支部」
http://jawsug-sysad.connpass.com/
http://jawsug-bgnr.blogspot.jp/

 

今回、公開インタビューを行っていたASCII 大谷イビサさんからのイベントの告知がありました!
仮想化技術の宮原さんに来てもらってASCIIイベントを行います!とおっしゃっていました。
今回は、満席ですが引き続き開催していくそうなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
http://peatix.com/event/153227

 

さてさて、インタビューを聞き終わって、中に入ってみると…
人がたくさん!賑わっています。

 

FullSizeRender 12
中に入ると、今度はカルタが!!麻雀からカルタまで、どこまでも楽しませてくれます。
その名もAWSカルタ。現役AWSの人も間違えたらしいです。

FullSizeRender 31

 

The AWS Japan Mafiaトークセッション

イベントのセンターステージに移動。登壇者全員がサングラスで登場!これから、「The AWS Japan Mafiaトークセッション」なるものが始まるらしい…!
ギリギリな話あり、笑いありのトークセッションでした。(横山も声出して笑いました。)
その様子をご紹介します。

FullSizeRender


モデレーター:
吉田 真吾さん(株式会社Section-9)

パネラー:
松井 基勝さん (株式会社ソラコム シニアエンジニア)
今井 雄太さん(Principal Account Engineer, Hortonworks, Inc.)
堀内 康弘さん (Mobingi Co-Founder, LiB 旅人CTO)


 

アマゾン流の採用は、「まよったら、とるな!」

Amazonは、徹底的にAmazonにフィットしているひとを選ぶ。採用面談は5人、6人の人に会うのが当たり前だそう。元々AWSに所属おり、現在は外で大活躍の登壇者のみなさんが採用で気をつけているポイントを教えてくれました。

・堀内さん/Amazon開発チームは、「2 pizza rule※」を徹底しています。前職の株式会社グミは、どんどん人を採用して、5名から100名に増やしましたが、やっぱりワークしなかった。Amazonはこのルールを徹底していますね。とても正しいと思う。

・松井さん/自分で聞きまわったり、解決していくことができないひとはとらない。自発的に行動できるセルフスターターをとりますね。

※「2 pizza rule」とは:チームの最適人数は「2枚のピザで足りる人数」。2つのピザを分け合える人数でチームが出来ているそう。

—-実は私、横山は広報だけでなく、時にデザイナーとしてプロジェクトに入ることがあります。
プロジェクトを進行していく、質の良いものを作る時に一番大事だと思ったことは、「きちんと情報を共有できる人数」。
顔を見て話ができる、また大きな会議室を使わなくても気軽にデスク周りで話すことができる。そのくらいの人数でチームを作ると、きちんと情報共有ができ、チームでものを作る。
これをダイレクトに感じることが良質なものを生む要素なのではないかと思います。

どんなに大きな会社でも、どれだけ有名でも採用は悩みどころなんですね。
今、弊社も広報採用を取り入れ、リクルートにも力を入れているところです。
広報的な意見だと、スキルがある人ももちろん大事ですが、それよりもうちの会社を好きな人、一緒に働く仲間が好きな人。これは一番大事だと思っています。
1日の3分の1以上の時間を一緒に過ごす人たちですもんね^ ^

ここからは事前アンケートの質問を挙げてクロストークを展開!
エンジニアだけじゃなく、働くみなさんみんなが「なるほどー」と思う答えがたくさん飛び出しました!

 

質問1.自分の得意領域の見つけ方を教えてください!(キャラが立つにはどうしたら、いい?)

・堀内さん/すきだなと思ったこと、興味をもったことはやり続けられる。Perlで書くのがすきだったし、渋谷のパールのチームに憧れていた。それがきっかけでグミに入った。
※Perl=プログラミング言語

・今井さん/とにかくすきなことをやる。やりたいことを仕事にこじつけて、言い募っていく。まだ自分が作ったものを使ったことないひとに対して、自分ごとにしてもらうよう、おしかける力も大事ですね。

・堀内さん/僕は、どちらかというと広く、浅く系なんですね。AWSやるまえまではツール知らなかった。やらざるをえない感じだったから秋葉にいってルーター買ってやってたら楽しかった。自分が苦手だと思っていたことが、いつの間にか苦手じゃなかったり。やってみないとわからない。
—-大人になってから苦手だと思っていたことや今まで興味のないことをやってみたら、意外とハマっちゃったり、得意かも!って思ったりすることが増えました。やってみないと好きなのか、興味があるのかなんてことはわからないのでとにかくチャレンジを続けて、やってみてから考えます。
個人的には、仕事も好きとか嫌いとかじゃなくて、やっているうちに面白くなってきたり、向き合い方が変わっていくことが多々あるなと感じます。

質問2.自分よりも専門領域が広いひとが入ってきたとき、どうしますか?

・堀内さん/技術の優越は、あまり関係ない!頼りないキャラだし!笑

—-自分が得意なことをやって、得意じゃないことは、それが得意な人に任せる!っていう風に生きてます。笑

FullSizeRender 37

 

質問3.昔と今、AWSユーザーの求めるものはどう変わりましたか?

・堀内さん/大阪ではじめてのAWSというセミナーをやった。
大阪の人は、「それ、なんぼ?」と言って全く興味を持っていなかった。次行ったときに、VPC使いたいけどどうしたらいいの?と言われた。ゆっくりとではあるが、東京を中心に広がってるね。

・今井さん/昔はクラウドはなかったけど、今はクラウドがある。だから、クラウドに最適化して、作ってもらわないといけないということをちゃんと伝えないとね。
そんなもんなんだと理解してくれれば、お客様がよりハッピーに。

—-東京にAWSデータセンター(東京リージョン)ができたのは2011年。たった5年しか経っていません。
この5年での変化にとても驚いています。5年前は「東海岸と通信していて、遅かったなあ・・・」と弊社の久保が教えてくれました。

 

質問4.みんなの苦労話を教えてください。(マーケット・技術・チームビルディングの苦労話。)

・堀内さん/ 採用ができない!!どうやって、エンジニアを集める?でも、答えがない。だから、とにかく勉強会を開催して、ブログ書く。いいエンジニアをみつけるために採用広報をやる、常に周りに声かけておく。

・吉田さん/自分の会社名をググって、コーポレートサイト以外がない会社にいいエンジニアは絶対に来ない。しかも、コーポレートサイトより上にエンジニアのブログとかそういったものが来ないとだめ。

・今井さん/フロントエンドチームや他のチームが縦に切れていると全然うまくいかない。じゃあ、そこでどうしたらイノベーションが早く回るのか、というのを常に考えています。

・松井さん/オーバーワークしすぎないよう気をつけています。楽しいとずっとやっちゃうから。チームの仲間が仲良して、とってもいい会社。

—-吉田さんが言っていた「自分の会社名をググって、コーポレートサイト以外がない会社にいいエンジニアは絶対に来ない。」と言葉にハッとしました。
情報をもらうだけじゃなくて、自分から世に発信することをしていかないといけないと言うことを切実に思います。私がデザイナーから広報になった理由でもありますが、個人だけじゃなく、会社も世の中の誰かが役立つ情報というのを発信していかなくちゃいけないんですね。in-Pocketを始めてより社会とのつながりを感じるようになりました。(デザイナーだけやっていた頃よりも)

 

質問5.キャリアをチェンジした時のきっかけ。(キャリアのインスピレーションを得る方法)

・松井さん/いまの膨大な知識があるのにもったいないなって思って。この知識は売り物だからなぁ。

・今井さん/やっぱり小さいチームでチャレンジしたいと思ったから。

・堀内さん/スタートアップがすき。すきなことをやり続けたい。エバンジェリストの職について、僕は人の気持ちがわからないってことに気づいてやめた笑

—-個人的には私も小さい会社、スタートアップが好きです。一人一人の責任が重大で、よりチーム感を感じることができるのが合っています。自分の好みの環境を選ぶのもとても大事ですね。実は今回、ハンズラボの長谷川さんのトークセッションがありましたが、その中で「エンジニアは小さい会社に移れ!小さい会社の方が成長する!」という言葉がありました(詳細は次回に!)。エンジニアだけじゃなくて広報も同じなんだろうなと思っています。


いかがだったでしょうか?前半だけでも、相当内容の濃い話を聞くことができました!
AWS全然わかんない…と心配していた横山でしたが、入って10分。
「私でも楽しめるじゃん!来てよかった。色々吸収して帰ろ!」という気持ちになりました。
次回はソラコム玉川さんのIotのお話とハンズラボ長谷川さんのIT酒場放浪記をご紹介します。後半戦に続く!

▼後編はこちら▼

2016-03-22
先日(2016年3月12日)開催したイベントJAWS DAYS 2016の参加レポート後編です!後編は、ソラコム玉川さん

 

Izumi Yokoyama

広報/Designer

元銀座M百貨店の美容部員。 その後、小学生から憧れだったFBIと金田一を目指し、探偵会社へ。わかっていたけど名探偵にはなれないと気づき、突然Geek girlを目指し、テクノロジー+グローバル感ぷんぷんのi3DESIGNに入社。i3DESIGNではテスター・デザイナーを経験。まさかの広報任命により、右も左もわからぬまま、2015年11月から広報を兼任。

この記事をシェアする