2016年2月12日 テクノロジー

あの「What’s app」もこの国から!エッジ立ちまくりのプロダクト5選をウクライナからお届けします。

突然ですが、『What’s app』というアプリをご存知ですか?
無料チャットアプリといえば日本ではLINEが主流ですが、アメリカやヨーロッパをはじめとした諸外国ではWhat’s appが不動の人気を誇っています。その普及率は、FacebookやTwitter、Instagramに並ぶほど!What’s appもこうしたSNSと同じく欧米発かと思いきや、実は「ウクライナの企業が開発したもの」なのです。
いまや2000を超えるスタートアップ企業がひしめき、業界でも徐々にその存在感を現わしつつあるウクライナ。同国内企業のプロダクトをご紹介し、そのポテンシャルに迫りたいと思います。

 

キレイになれるだけじゃない!自撮りの新しい楽しみ方を提案

Looksery』はいわゆる「自撮り」に特化したアプリ。それだけならば星の数ほど写真アプリがありますが、Lookseryは被写体の顔のパーツを立体的に読み取り、ほとんど違和感なく美肌や小顔の補正を自動的に行ってくれる優れもの。

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でもそれだけじゃありません。Looksery最大の特長は、アバターとして自分の顔を別のキャラクターに替え、3Dかつリアルタイムに投影できること!猫にパンダ、は虫類など人間とは程遠い生き物になった自分の顔を見ながら、首を傾げたり口を開けたりといった動作をおこなうと、キャラクターも全く同じように動きます。

この精巧なフェイスマッピングの技術によって会社は一躍有名に!自社ブランディングも成功し、業界でも一目おかれる存在になりました。
会社の発展にも大きく寄与してきた『Looksery』。単なる美容補正アプリに留まらない、「新たな自撮りの楽しみ方」を世の中に発信し続けています。

 

最新技術がぎっしり詰まった、コンパクトで頼れるボール

ブラック×メタルな球形に光が一閃。とてもクールなデザインの『Branto』は、手のひらサイズでありながらマルチに活躍する高機能デバイスです。
まず、搭載されている360度HDカメラはズームや暗闇での撮影も可能でスマホアプリから遠隔操作にも対応。セキュリティカメラとしても使えるし、ビジネスシーンでビデオ会議用のカメラや、ビデオチャットにも利用できます。

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さらにカメラ機能だけでなく、家庭内の電化製品のリモコンとしても使用でき、その操作をスマホから行えます。例えば、外出先から室内の様子を確認した際「エアコンの電源を消し忘れていた!」ということがあれば、その場で「Brantoを経由して電源をオフにする」、という一連の動作が出来てしまうのです。これってすごく便利ですよね。
しかもBluetoothオーディオ、ラジオとしての機能も備えているという至れり尽くせりっぷり。「一家に一台」と言いたくなるほど、とことん生活に馴染むスマートデバイスです。

 

なんでも自分用にカスタムしたい派に。アイコンも可愛いデジタルアラート機器

さながら、「自分専用のミニ電光表示板」といったところでしょうか。
LaMetric』は、一見よくあるデジタル時計。でも実は、Webと連動してメール受信やカレンダーの予定、天気予報、FacebookやTwitterのアラートなどを可愛いアイコンとともに表示してくれるガジェットなんです。生活をちょっと便利にしてくれるこのデバイス(もちろんデジタル時計としても使用可能)は、ネットへWi-fiで接続、どの情報を表示させるかもアプリで設定できます。

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LaMetricが多くのエンジニアに支持されている理由は、デベロッパー用サイトを利用して簡単に自作アプリを開発できる点にあります。例えば設定したサイトから欲しい情報を抽出してディスプレイに表示したり、LaMetric本体を電化製品のリモコンに設定するアプリなども作れるのだとか。あらかじめアプリの開発メニューも用意されており、一定のスキルがあれば自分のライフスタイルに応じて自由にカスタマイズできてしまいます。
すでに日本国内でもLaMetricを購入し、自己流にカスタムした方も多い様子。手元に届いただけで終わらず、ユーザーに即した使い道を提供してくれる懐の深い逸品といえそうです。

 

これで誰でもクリエイターに?創作の概念を変えるプラットホーム

次世代クリエイティブのひとつの形として定着しつつある3Dプリント。『Kwambio』は、クリエイターのための3Dプラットホームサービスです。
3Dクリエイターが自分で作った3DデータをKwambioにアップロードし、一般ユーザーがそのデータにテキストを入れたりデザインをカスタムしたりして、“自分だけ”の作品が完成!データをダウンロードし、作品をプリントアウトすることだって出来ちゃいます。

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ユーザーはオリジナルデータにアクセスできないため、3Dクリエイターの著作権も守られる仕組みになっているほか、オリジナルデータの流出がおこらないよう運営による慎重なチェックも徹底しているとのこと。クリエイターにとって発表しやすい環境をつくることで、ユーザーの選択の幅も広がり、ひいては全体の活況に繋がっているんでしょうね。
物理的な作品そのものではなく“データ”をやり取りし、3D技術を持たない人でも簡単に創作活動へ参加できるKwambio。いまだベータ版のみの運用段階のようですが、今後広く浸透した場合、クリエイティブやオリジナリティの価値観そのものが変化しそうなサービスといえるでしょう。

 

これ一台で、お家の安全と地球環境を同時にサポート

最後は、小さな本体の真ん中にあるアイコンが可愛らしい『Ecoisme』。
ミニサイズとあなどるなかれ。これ一台のみで、家中の電気使用量を確認できるようになってしまうのです!
必要な作業は、Ecoismeを家庭内の主電源に接続。たったこれだけ。
家庭内でどのように電力が消費されているかが、スマホ・PCで確認できるようになります。どの機器がどの程度電力を消費しているかまで詳しくデータで表示されるため、電力の使い方を見直すことで省エネにもつながります。

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さらに、冷蔵庫のドアが開けっ放しになっていたりドライヤーなどが長時間ついたままになっていたり…という場合には、スマホからアラートも表示。家電による事故や火災防止にも一役買ってくれそうです。
一台にこれらの機能を備えており、しかもコンセントにつなぐのみでOKという手軽さはとっても魅力的。
現在は今年2016年4月の商品化を目指し、目下開発進行中とのこと。スタートアップ支援サイト「IngieGoGo」では一ヶ月で目標額を達成するなど、多くのユーザーから熱い注目と期待を集めています。
いかがだったでしょうか?これらすべてのプロダクト・サービスはすべて、ウクライナに拠点を置くスタートアップ企業によるもの。
いずれも一歩先を行く着眼点と、ユーザーの視点に立った使い勝手の良さ、そしてそれらを実現してしまう技術力の高さは想像以上といえるのではないでしょうか?
一部では、「ウクライナ企業のポテンシャルは、シリコンバレーを凌ぐ」と囁かれるほど。「ウクライナに興味がわいてきた!」そんなご興味お持ちの方は、是非in-Pocketまでお問合せください。疑問・質問も大歓迎です!
今後もどんなプロダクトを生み出してくれるのか?ウクライナの動向から目が離せません。

in-Pocket編集部

i3DESIGN

Techベンチャーのi3DESIGNが本メディアのために結成した編集チーム。広告代理店出身の元ライターはじめデザイナーやエンジニア、リサーチャーなど個性的なメンバーが、今一番ポケットにしのばせたいトピックをお届けします。

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