こんにちは、in-Pocket編集部です。今回は、中国の決済サービスと無人店舗について。どんどん合理化し、現金を持たない代わりに決済サービスが利用され、そして無人コンビニすら登場したとのこと。実際にどう使われているのかをお伝えしていきます。
Alipay
Alipayは現在中国でもっとも使われる支払い方法(決済サービス)の一つです(もう一つは WeChatPay)。ほとんどのWebサービスの決済は最終的に上記の二つのどちらかで(あるいは両方で)行います。Webサービスだけではなく、スーパー、コンビニ、映画館、個人店舗、水道ガス代などの支払いで利用することもできます。多くの店舗はAlipayやWeChatPayを利用するユーザに対して、割引やクーポンの優待を用意していることもあるようです。

青い背景の支払い画面、受け取り画面では、バーコードやQRコードを提示し、スキャンされたあとに、支払い・受け取り完了になります。白い背景である、クーポン・カード画面では、お店に使えるクーポン・カードが保存されています。会計する時にクーポン(QRコード)を提示して、その後支払い画面を提示する流れです。
WeChatPay – Mini Program
多くの人に使われている、様々な機能を盛り込んだWeChatPay。その中でもMini programはWeChatPayの利用者だけ使える”App”となっています。Appといっても、一般的なios/androidのAppと比べて、機能と視覚的なアニメーションは少ないです。簡易版といった出で立ちです。ユーザーは、ざまざまなmini ProgramをWeChatPayの中で起動できるため、アプリごとに切り替えることが不要になります。


WeChatPayはユーザ数が多いため、この、mini programがサービスの入り口(集客)として利用されることが多いのです。例えば、McDonaldはクーポンの配布とonline注文ができるmini programを提供しています。興味がある、またはそれ以上の機能を求めるユーザー(デリバリー、会員登録など)は、App StoreやGoogle PlayにあるAppをダウンロードしていくという流れです。
Mini programはonline – offlineの繋がりとして期待されてもいます。「近くのmini program」という機能があり、その場所の近くにある店舗やサービスのmini programがWeChatPayに表示されます。ガソリンスタンド、小さい店舗(個人のカフェ、花屋)など、自分のonlineサービスをユーザにお知らせでき、offlineの利益に繋げられるのです。

Mini Program -「use and go」の考え方
Mini Programの背景にある「use and go」は、必要な時に使えられ、使い終わったら何も残らない、という意味です。これは、使いたい時にインストールしなくても利用ができ、使用後Mini Programを閉じてしまえばスマホにアプリが残らないことを表しています。
特に頻繁に使わないアプリを「Mini Program化する」傾向が最近の人達には見られます。年に一回二回飛行機のチケットを買う人は、expediaのようなアプリをダウンロードする必要はないと感じています。必要な時にWeChatPayを開き、mini program版を使ってチケットを買うのです。hair salonなど、毎日利用しないサービスは、必要な時にmini Programを開いてすぐ使えるようになっています。(一般的なアプリのようなインストースしないと利用できないという”欠点”はない)
また、Mini Programをサービス提供側も積極的に利用しています。個人店舗のonlineサービス(例: レストランのクーポン配布、注文)を提供したい時に、独自アプリより、気軽にmini programの形でサービスを提供する方が、ユーザーが利用する可能性が高くなるのです。
そしてこれらの決済方法やサービス利用方法がメジャーになってきた中国において、最近普及してきたのが、無人コンビニです。今回はその中から2つご紹介いたします。
Bingobox
無人コンビニといえばBingobox。2024年時点では全部で200もの店舗があります。
http://www.bingobox.com/index.html

使い方はこちらの通り。
- アプリを開き、入り口にあるQRコードをスキャンすれば、ドアが開きます。
- 商品を選んで、決済端末機の指定位置に商品を全て置きます。
- 決済端末機に購入詳細と支払いQRコードが表示され、アプリのスキャン機能で支払います。


Sunstore
店舗数は3つとのこと。2017年11月に初店舗OPENしたそうです。
店舗の外観

- 入り口にてWeChatPayを利用しQRコードスキャンをすると、Sunstoreのmini-programが開きます
- Mini-programで会員登録(Weichatと連結するため、実際の登録は確認ボタンをクリックするだけです)。また初回利用は会員登録する必要であり、2回目店舗に行く時に顔認証を行うと、ドアが開かれます
- 会員登録後に入り口で顔認証を行い、入店


店内の様子



無人コンビニも、是非一度利用してみたいですね。
引き続き、目覚ましい成長を遂げる中国に注目していきましょう。
















[…] WeChatのMini-Programとして提供されているアプリです。一般的なAndroidやiPhoneアプリではありません。Mini-Programについてはこちらの記事をご参照ください。 https://www.i3design.jp/in-pocket/7159 […]