みなさま、こんにちは。
物語シリーズ「若手開発者カイトによる環境構築奮闘記」7話です。
▼Back number
第1話「チームでの開発効率向上のためにGitHub導入してみた話」
第2話「セキュリティ強化のためにGitLab導入してみた話」
第3話「CircleCIは「コスパが良い」と知った件について」
第4話「AWSサービスとのシームレスな統合を叶えるCI/CDサービス AWS CodePipelineの導入を検討してみた話」
第5話「インフラ管理の簡素化のカギとなるAWS Fargateに出会う話」
第6話「効率が上がるオーケストレーションサービス、Amazon ECSに出会う話」
この物語はIT界隈にいる、またはシステム開発等を検討したいが難しい言葉ばかりでなかなかわからないという、非エンジニアや非デザイナーの方々向けに、専門用語、そしてサービスを読みやすく解説できないかという試行錯誤の結果生まれた、専門用語解説物語のシリーズです。
※すべて1話完結もののため、気になる用語だけを読むことも可能です。
そして、全話読まれている方には毎度同じ説明になりますが、
AIを活用して開発を行う弊社、アイスリーデザインだからこそ、
ブログ作成にもAIの力、LLMを、その強みを活用して、
文章生成をしてみようと、行きついたのが今回の物語です。
今回も本編で使用したのはChatGPT。
(なお、ChatGPT 4o時代に出力した文章です。o1-previewを使えば、また異なる物語が紡がれるかもしれません。)
そして、画像生成にはLeonardo.Ai。
第7話は、AWS App Runnerの導入検討です。
AIならではのわかりやすい、少し淡泊なテイストの物語をユーモラスな画像とともにお楽しみください。
あえて、生成AI「ChatGPT」の文章生成能力を皆様に体感していただきたく、本編には編集を入れていません。できる限り作成者の意志を入れないために、プロンプトについても細かな設定をせず、自由度の高い状態で出力しているため、一部不正確な情報が紛れ込んでいる可能性があります。ご了承いただければ幸いです。
目次
Amazon ECSでの成功と新たな課題
カイトはAmazon ECSを導入し、コンテナ化されたアプリケーションのデプロイメントと管理を自動化することでプロジェクトを成功に導きました。しかし、さらなる簡便さと自動化のレベルを求める中で、上司から新たな課題が提示されました。
上司からの新たな依頼:AWS App Runnerの調査
ある日、上司はカイトにAWSの新しいサービスであるApp Runnerについて調べ、それを導入前提でプレゼンするよう依頼しました。App Runnerは、コードやコンテナイメージから直接アプリケーションをデプロイできる完全に管理されたサービスで、スケーラビリティやセキュリティを自動的に提供します。
AWS App Runnerの調査とプレゼン準備
カイトは早速、AWS App Runnerについて詳しく調査を始めました。
App Runnerの主要な特徴として、簡単な設定で自動的にアプリケーションをビルド、デプロイ、スケールできる点が挙げられます。また、完全に管理されたサービスであるため、インフラ管理の手間が省けることが大きなメリットでした。
カイトは、App Runnerの具体的なメリットを詳細に調べ、実際の導入事例や成功事例を集めてプレゼン資料を作成しました。また、既存のAWSインフラとの統合がどれほどシームレスかを強調し、チーム全体にどのような利点があるかを明確にしました。
上司へのプレゼンと導入決定
プレゼン当日、カイトは冷静に、しかし熱意を持って上司にApp Runnerの提案を行いました。App Runnerの利点として、デプロイメントの迅速化、スケーラビリティの向上、セキュリティの強化、そして運用管理の手間削減を強調しました。
上司はカイトの熱意と準備の徹底さに感心し、最終的にAWS App Runnerの導入を承認しました。
AWS App Runnerの導入と成果
カイトのチームは、AWS App Runnerの導入を迅速に進めました。App Runnerは、既存のAWSサービス(例えば、AWS CodePipeline、Amazon RDS、Amazon S3など)とシームレスに統合できるため、カイトのチームはスムーズに移行を行うことができました。
具体的には、カイトのチームはApp Runnerを使って、ソースコードやコンテナイメージから直接アプリケーションをデプロイし、自動的にスケールさせるプロセスを構築しました。これにより、アプリケーションのデプロイメントが簡単になり、スケーラビリティが向上し、トラフィックの急増にも柔軟に対応できるようになりました。
AWS App Runnerのコストと投資対効果
AWS App Runnerの費用についてもカイトは慎重に調査しました。App Runnerは、利用したリソースに対してのみ課金されるため、コスト管理がしやすい点が特徴です。これにより、予算の無駄を防ぎ、効率的なリソース利用が可能になりました。
AWS App Runnerを導入することで、カイトのチームは開発効率がさらに向上し、リリースサイクルが短縮されました。App Runnerのコストは十分に価値があると判断し、チームの投資対効果は非常に高いと感じました。
例えば、カイトのチームはApp Runnerを利用して、新しいマイクロサービスアーキテクチャを導入し、アプリケーションの柔軟性とスケーラビリティを向上させました。これにより、新機能の迅速なデプロイと継続的な改善が可能となり、ユーザーエクスペリエンスが大幅に向上しました。
競合サービスとの比較と最適な選択
カイトはAWS App Runnerを選ぶ際に、他の競合サービスとも比較しました。具体的には、Google Cloud Run、Azure App Service、そしてHerokuの3つのサービスについて詳しく調査しました。
AWS App Runner vs Google Cloud Run
▲Google Cloud Run公式サイト:https://cloud.google.com/run?hl=ja
Google Cloud Runは、コンテナ化されたアプリケーションをスケーラブルにデプロイできるサービスですが、App RunnerのAWSサービスとの深い統合と設定の容易さがカイトのチームにとって魅力でした。特に、既存のAWS環境とのシームレスな連携が大きな利点となりました。
AWS App Runner vs Azure App Service
▲Azure App Service公式サイト:https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/app-service
Azure App Serviceは、Azureのクラウドサービスと統合されており、特にAzureを利用する企業にとっては魅力的な選択肢です。しかし、カイトのチームは既にAWSのエコシステムを活用しているため、App Runnerの方が適していました。App Runnerを選ぶことで、既存のAWSサービスとのシームレスな統合が可能になりました。
AWS App Runner vs Heroku
▲Heroku公式サイト:https://jp.heroku.com/
Herokuは、シンプルで使いやすいアプリケーションデプロイメントのためのプラットフォームで、特にスタートアップや中小企業にとっては使いやすいです。しかし、カイトのチームはApp RunnerのスケーラビリティとAWSのエコシステム全体との統合を重視しました。これにより、複雑なアプリケーションのデプロイメントと管理が効率化されました。
AWS App Runnerでさらなる成功への道を歩む
最終的に、カイトはAWS App Runnerを選びました。その決め手は、AWSの豊富なエコシステムとのシームレスな統合、簡単な設定と運用管理の容易さ、そしてスケーラビリティの向上でした。AWS App Runnerの活用により、カイトと彼のチームは効率的に開発を進め、プロジェクトを成功に導くことができたのです。AWS App Runnerを通じて、カイトのチームは新たな技術革新を実現し、企業の成長を支える基盤を築きました。
おわりに
カイト君の上司が若返った…?(年齢不詳な前回のカイト君の上司)
画像揺れ、画像生成の話は、是非、前回をご覧ください。
写真も含めて、今回もツッコミどころが満載な記事になっていましたが、皆様は何ツッコミされましたでしょうか?
「競合比較を全部AWSサービス以外のサービスにしたら、AWSとの統合のしやすさにおいてAWS App Runnerに勝るサービスはないでしょ」と突っ込まれた方、さすがでございます。でも、ChatGPTに競合比較を出してもらうと、自分自身が比較していなかったサービスも見ることができることもあるので、すごく便利ですよね。
しかも今回、Fargateにほれ込んでいたはずのカイト(第5話)はApp Runnerへ乗り換えたのか…?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。そこは、きっと別々の部分に適用したのではないかと考えていただければと思います。(フロントエンドはAWS Fargate、バックエンドはAWS App Runnerとか?)
さらに具体的にどんなことを解決できるの?といった詳しい内容を知りたい方は、ぜひ、こちらのAWS App Runnerの導入支援のサービスページをご参照ください。
もっと内容を深く理解して、語れるようになりたい方は、こちらの記事「AWS App Runnerとは?できることや利用が向いているシーンを解説」も参照してください。AWS Fargateとの違いも詳しく解説しております。
この記事が、皆様にとって、「AWS App Runnerとは何か」を知るきっかけとなれば幸いです。是非、次回もお楽しみに!