2016年5月2日 ビジネス

AndroidもiOSも大幅成長中?ドイツのアプリ市場収益と人気アプリランキングレポート

in-Pocket編集部では世界各地のモバイルアプリについての記事を取り上げてきましたが、今回取り上げるのはドイツのアプリ市場について。スマホアプリ市場分析データを扱うPriori Data社のデータをもとに紹介します。

 

ドイツ国内で人気のアプリはなに?(iOS)

2016年2月ドイツ国内でダウンロードされたアプリはAppleとGoogle合わせておよそ2億回近くダウンロードされ、およそ5940万ユーロ(AppleとGoogle)の収益を記録しています。

それではまず、iOSのドイツ国内における人気アプリを見ていきましょう。
ジャンルごとのアプリダウンロード数は以下のようになっています。

 
iOSアプリのジャンル別ダウンロード数ランキング
img1

 
iOSアプリダウンロード数 Top10
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最も多くのダウンロードを記録しているのは自撮りアプリMSQRD。ここ最近SNSで、友人同士で顔が入れ替わっている画像を一度は見かけたことはないでしょうか?今、最も人気があるといっても過言ではないアプリであり、MSQRDを有するMasqueradeをFacebookが買収したことでも話題となりました。

 
MS

MSQRDはひと月で推定66万ダウンロードを記録したとのこと。対して大手SNSアプリWhatsAppは50万ダウンロードなので、どれほどの支持を得ているかが分かります。

続いて、iOSの収益ランキングを見ていきましょう。

iOSの収益ランキング Top10
iOS_s

実際の収益に貢献しているアプリは、世界的な人気ゲームとなったClash of Clansのようです。2016年2月でドイツのiOSアプリ市場収益はおよそ4600万ユーロ。その中でSpotifyやCandyClushなどお馴染みのアプリからClash of Clansは大きく差をつけ、1位を記録しています。

収益に貢献しているゲームアプリの内訳(ジャンル)は以下のようになっています。

ゲームアプリ収益の内訳
iOS_Game

アクションゲームが最も多くの収益を持つ中で、リアルタイムストラテジー(戦略)ゲームであるClash of Clansの人気ぶりが伺えます。

 
 
 

ドイツ国内で人気のアプリはなに?(Google Play)

続いて、Google Play Storeの人気のアプリを見ていきましょう。
2016年2月でドイツのGoogle Playアプリダウンロード数はおよそ1億5560万。大幅な伸びを記録しているようです。

 
Google Playアプリのジャンル別ダウンロード数ランキング
GP_J

 
Google Playアプリダウンロード数Top10
Gp_ap

 
Google Playではダウンロード数トップはWhatsAppが断トツ1位をキープしています。
ランキングには入っていませんが、じわじわと人気が広まって、2016年2月に大きく成長を見せたアプリがありました。Alto’s Adventureというアプリです。
 
A
 
本作は、幻想的な雪山をスノーボードで滑り降りながら、ジャンプやアクションで特典を稼いでいくアクションゲーム。2015年末にiOS版で有料ゲームとしてリリースされたのですが、2月に登場したAndroid版では基本無料でプレイが可能となったので、人気に火がついたのでしょう。ひと月でおよそ20万DL近い成長がありました。

Google Play Storeでの収益ランキングはどうなっているのかというと…。

 
Google Playでの収益ランキング
Gp_s

日本で「マーベルオールスターバトル」と呼ばれる「Marvel Contest of Champions」が1位を記録しています。これはお馴染みマーベルのスーパーヒーローとスーパーヴィランが数多く登場する対戦格闘アクションゲームです。
 
Mar
 
GooglePlayでの収益内訳は以下のようになっており、iOSと異なりアクションゲームの収益は多くありません。
 
ゲームアプリ収益の内訳
Googleplay_Game

しかし実際の収益では「Marvel Contest of Champions」が全体の3.9%を占めており、ドイツにおけるGoogle Play Storeでの収益をリードする存在となっています。

また2013年〜2015年の間、Google Playのアプリ収益はドイツで目覚ましい成長を遂げているというレポートもあります。一時期Google Playの月間収益がiOSを上回ったものの、iOSの収益も増え続けており、ドイツのアプリ経済全体が拡大傾向にある様子。次回の記事では、そんなドイツにおけるアプリパブリッシャー事情をより詳しく見ていきたいと思います。
 
 
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Yoichiro Shiba

ファウンダー兼CEO

大手シンクタンクにて金融機関むけのシステムコンサルティング業務に従事後、ソフトバンクにて海外ベンチャーキャピタルとの折衝、投資案件のデューデリを担当。当時ソフトバンクグループ会社内の最年少役員。その後、一部上場企業を対象に投資事業ポートフォリオ再編、バイアウトのアドバイザリー業務を提供、複数のIT企業の役員歴任。ロータリー財団の奨学生としてドイツBielefeld大学にて社会哲学を専攻。

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