アシスタントロボ

メディア関係者向けNPBスコア分析Webソリューションを開発しました。このプロジェクトは、無機質な数字情報をユーザーが楽しめるUI/UX設計を行いました。弊社はデザインからシステム開発、グロース支援まで一貫して実施しました。

データスタジアム株式会社

データスタジアム株式会社 配信サービス部 野球アナリスト 小林 展久さん

映像・メディア事業推進部  営業・新規事業担当 佐藤 一司さん

アシスタントロボ

Overview

概要

タイムリーな操作性でユーザビリティの高い、クラウドネイティブなアプリケーションを開発

「もっと野球をおもしろく」をテーマに、主にメディア関係者様向けにNPBスコア分析Webソリューションを提供。アイスリーデザインでは、デザインからシステム開発、グロース支援まで一貫してサポート。毎試合の一投一打の膨大なデータを対象に、ユーザーにはタイムリーに、かつストレスのない操作性を提供するべくオブジェクトの再利用やデータのキャッシュをうまく活用することで実現。また数字だけの一見無機質な情報を「ユーザーにもっとデータを楽しんでもらいたい」というコンセプトのもとUI/UX設計を行わせていただきました。

クライアントの課題

BtoBプロダクトの限界

従来の野球スコア分析ツールは主にBtoB向けで、より広範なユーザー層にはアプローチが困難であった。

ユーザーエクスペリエンスの向上

ユーザーがデジタルリテラシーの高い層に限られず、広いユーザー層にアプローチするために使いやすいデザインと操作性の向上が求められていた。

将来のBtoC展開

野球ファンなどの一般消費者を対象とした将来的なBtoC展開に向けて、デザインや機能を広範なユーザー層に対応させる必要があった。

i3DESIGNの解決方法

複数のアウトプット提案

ユーザーの要求に基づき複数のデザインや機能の選択肢を提供し、クライアントが最適なものを選べるようサポートした。

現代的なデザインとUX設計

ユーザーインターフェースを現代的に仕上げ、広いユーザー層が使いやすいように詳細なUX設計を行った。

継続的なサービス構築とグロース支援

ユーザーからのフィードバックに基づいてサービスを定期的に更新し、ブラッシュアップを続けることで、長期的にサービスを成長させる支援を提供した。

Interview

インタビュー

インタビュー写真

データスタジアム株式会社 配信サービス部 野球アナリスト 小林 展久さん
映像・メディア事業推進部  営業・新規事業担当 佐藤 一司さん

BtoBから、BtoCのビジョン展開を共に歩めるパートナー

従来の野球スコア分析ツールは、野球メディアなどの極めて狭い業界のみで使われるBtoBプロダクトがほとんどでした。それに対してこの「アシスタントロボ」は将来的にBtoC展開を見据えており、デザイン性や使い勝手、データの見やすさを重視したいと考えていました。そのためUXに配慮しながらサービスのコンセプトを一緒に考え、デザイン・開発してくれるパートナーを探しておりました。そんな中、さまざまな最新技術やWebサービスを研究されているアイスリーさんを見つけ、お願いする運びとなりました。

複数の選択肢の提案と細やかな気配りが見られるUX設計

今回、たくさんのトライ&エラーを重ねることとなりましたが、アイスリーさんには我々が求めるものに対して複数のアウトプットの選択肢をご用意していただけたので、スムーズにプロジェクトを進めることができたと感謝しています。また懸案だったデザインについても現代的に仕上げていただき、ユーザーからも高い評価をいただいています。さらに印象的だったのは導線などのUX設計です。細かい部分に気を配っていただいて、アプリ内で迷子になることがありませんでした。現状はBtoBのプロダクトとはいえ、デジタルリテラシーの高い方ばかりをユーザー想定できるわけではないので、広い層のユーザーが使えるように作っていただけてよかったと感じています。

これからも共にサービスを構築していきたい

ユーザーからは新機能の要望もいただいており、当面はブラッシュアップを重ねていきたいと考えております。こうしたサービスにゴールはないと考えておりますので、アイスリーさんには今後も改善にお付き合いいただければと思っております。また、当初から考えていた通り、数年後にはBtoC展開として広く野球ファンの方にデータとサービスを提供したいと思っています。その際は、ユーザーに合わせてUIを変えたり、コンテンツを追加したり、様々なプランを用意するなどして、BtoB向けとはまた違うかたちでご提供したいところです。野球は他のスポーツと比べても、打率や防御率、球速など、たくさんの数字が出てくる競技ですので、データで野球を見るようになるとさらに楽しみ方が広く深くなります。そうした”野球の楽しさ”をご提供できるサービスに今後もしていきたいと考えております。

Case study事例