2018年8月13日 ビジネス

一歩先行くキャッシュレスの世界 – 中国の決済サービス・無人店舗最新情報

こんにちは、in-Pocket編集部です。今回は、中国の決済サービスと無人店舗について。どんどん合理化し、現金を持たない代わりに決済サービスが利用され、そして無人コンビニすら登場したとのこと。実際にどう使われているのかをお伝えしていきます。

Alipay

https://intl.alipay.com/
 
Alipayは現在中国でもっとも使われる支払い方法(決済サービス)の一つです(もう一つは WeChatPay)。ほとんどのWebサービスの決済は最終的に上記の二つのどちらかで(あるいは両方で)行います。Webサービスだけではなく、スーパー、コンビニ、映画館、個人店舗、水道ガス代などの支払いで利用することもできます。多くの店舗はAlipayやWeChatPayを利用するユーザに対して、割引やクーポンの優待を用意していることもあるようです。
 

https://www.sumaarts.com/share/688.html
 
青い背景の支払い画面、受け取り画面では、 バーコードやQRコードを提示し、スキャンされたあとに、支払い・受け取り完了になります。
白い背景である、クーポン・カード画面では、お店に使えるクーポン・カードが保存されています。会計する時にクーポン(QRコード)を提示して、その後支払い画面を提示する流れです。

WeChatPay – Mini Program

多くの人に使われている、様々な機能を盛り込んだWeChatPay。その中でもMini programはWeChatPayの利用者だけ使える”App”となっています。Appといっても、一般的なios/androidのAppと比べて、機能と視覚的なアニメーションは少ないです。簡易版といった出で立ちです。
ユーザーは、ざまざまなmini ProgramをWeChatPayの中で起動できるため、アプリごとに切り替えることが不要になります。
 

https://www.customertalk.nl/artikelen/reportage/wechat-mini-programs-de-functionaliteiten-en-mogelijkheden/

https://walkthechat.com/wechat-mini-programs-simple-introduction/
 
WeChatPayはユーザ数が多いため、この、mini programがサービスの入り口(集客)として利用されることが多いのです。例えば、McDonaldはクーポンの配布とonline注文ができるmini programを提供しています。興味がある、またはそれ以上の機能を求めるユーザー(デリバリー、会員登録など)は、App StoreやGoogle PlayにあるAppをダウンロードしていくという流れです。
 
Mini programはonline – offlineの繋がりとして期待されてもいます。「近くのmini program」という機能があり、その場所の近くにある店舗やサービスのmini programがWeChatPayに表示されます。ガソリンスタンド、小さい店舗(個人のカフェ、花屋)など、自分のonlineサービスをユーザにお知らせでき、offlineの利益に繋げられるのです。

https://www.quora.com/What-are-WeChat-mini-programs

Mini Program -「use and go」の考え方

Mini Programの背景にある「use and go」は、必要な時に使えられ、使い終わったら何も残らない、という意味です。これは、使いたい時にインストールしなくても利用ができ、使用後Mini Programを閉じてしまえばスマホにアプリが残らないことを表しています。
 
特に頻繁に使わないアプリを「Mini Program化する」傾向が最近の人達には見られます。
年に一回二回飛行機のチケットを買う人は、expediaのようなアプリをダウンロードする必要はないと感じています。必要な時にWeChatPayを開き、mini program版を使ってチケットを買うのです。
hair salonなど、毎日利用しないサービスは、必要な時にmini Programを開いてすぐ使えるようになっています。(一般的なアプリのようなインストースしないと利用できないという”欠点”はない)
また、Mini Programをサービス提供側も積極的に利用しています。個人店舗のonlineサービス(例:レストランのクーポン配布、注文)を提供したい時に、独自アプリより、気軽にmini programの形でサービスを提供する方が、ユーザーが利用する可能性が高くなるのです。
 
 
そしてこれらの決済方法やサービス利用方法がメジャーになってきた中国において、最近普及してきたのが、無人コンビニです。今回はその中から2つご紹介いたします。

Bingobox

無人コンビニといえばBingobox。現状としては、29の市町村に設置されており、全部で200以上の店舗があります。http://www.bingobox.com/index.html

http://www.hbqnb.com/kuaixun/2018/0427/4027.html
 
使い方はこちらの通り。
 
・アプリを開き、入り口にあるQRコードをスキャンすれば、ドアが開きます。
・商品を選んで、決済端末機の指定位置に商品を全て置きます。
・決済端末機に購入詳細と支払いQRコードが表示され、アプリのスキャン機能で支払います。

http://www.pc6.com/az/488231.html

Sunstore

店舗数は3つとのこと。2017年11月に初店舗OPENしたそうです。
 
店舗の外観

http://www.linkshop.com.cn/web/archives/2017/391149.shtml
 
・入り口にてWeChatPayを利用しQRコードスキャンをすると、Sunstoreのmini-programが開きます
・Mini-programで会員登録(Weichatと連結するため、実際の登録は確認ボタンをクリックするだけです)。また初回利用は会員登録する必要であり、2回目店舗に行く時に顔認証を行うと、ドアが開かれます
・会員登録後に入り口で顔認証を行い、入店

http://www.linkshop.com.cn/web/archives/2017/391149.shtml

http://www.linkshop.com.cn/web/archives/2017/391149.shtml
 
店内の様子

http://www.linkshop.com.cn/web/archives/2017/391149.shtml
 

無人コンビニも、是非一度利用してみたいですね。
 
引き続き、目覚ましい成長を遂げる中国に注目していきましょう。
 
 
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