2016年9月8日

AI・xR

5分プレゼン!現場担当の試行錯誤をぎゅっと凝縮した広報LT会「#PRLT」に行ってきた!

広報/Designer

こんにちは!広報の横山です。2016年9月6日に行われた「#PRLT」という広報イベントに行ってきました!

LT(ライトニングトーク)といえば、過去のイベントレポートでも紹介した「JAWS UG」や「SORACOM UG」などdでも必ず「LT」があります!(エンジニアのためのイベントでよく聞く単語!)
 
 

LTって何?

→5分間で行うプレゼンテーションのこと
・ライトニンングトークの略
・エンジニア業界ではよく開催されている
・発表の方法や内容は自由!
 

#PRLTとは

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→広報について、5分間自由にプレゼンテーションするイベント!
 

#PRLTができたわけ

イベント主催の吉田ハルカさん(@kiyoshi502)は、レバレジーズ株式会社エンジニア特化型のQ&Aサイト「teratail」などエンジニア領域のPRをメインで担当されています。

彼女がエンジニアイベントや勉強会に行った時に、ものすごーく「LT文化」に共感したそうです。そこから「エンジニアの文化をTTP(徹底的にパクる)!」の元、広報になったばかりで何をしたらいいかわからない人や他社のノウハウを知りたい人向けに、会社の広報知識をシェアしていくことを目的としたイベント「#PRLT」ができました。

横山も、最初にこのイベントが気になったきっかけは「LT」という言葉でした。LTを使うのはエンジニアイベントだけだと思っていたので「お!何だろう」と興味を惹かれ、参加することに決めました。

今後も、noteSHOWROOMで情報発信を行っていく予定だそうです 🙂
 
 
 

今回の会場はこちら!

サイボウズさんの東京オフィス。素敵なオフィスだったのでちらっと写真をお見せします。
 
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では、横山が気になったLTや印象的な言葉をご紹介します!
 
 

メディア掲載よりもストーリー作りを優先にした理由

ウィルゲート 横塚さん

以前、女子レポに出てくれた横塚まよさんのLT。1年間、広報におけるストーリー作りを続けてきてよかったと実感すること、それまでにいろいろ試したことを教えてくれました。皆さんは異性を選ぶときに、どうやって選びますか?から始まったこのLT。お金や肩書き、外見だけでその異性が気になる人はあまりいないですよね?やっぱり中身もちゃんと見たいですよね?

これを広報に置き換えると...
「メディアに掲載される、ニュースに取り上げられる」だけだと意外と評価されないし、興味を持ってもらえない。
そこで!横塚さんが考えたのが「メディアに掲載されるよりも、ストーリー作りに力を入れていくことが重要なんじゃないか?」ということでした。

結果:
コーポレートブログを始めた当初は200pvほどで誰からも反応がこなかったが、以下のサービスを使ってストーリー作りを始めてから徐々に反応が増え、ブログで600Like!ほどもらえるようになったそう。ストーリーを本にもしたそうです。

・コーポレートサイトのブログ
・PR Table
・Wantedly

不特定多数の人に知ってもらうメディア掲載よりも、ステークホルダーや社員に深く知ってもらうことが会社のためになるということが重要ということに気づいたそうです。

 
横山コメント:
広報を始めた時は、掲載されることが目標になりがちでしたが、社員や普段関わる人や近くにいる人に対して、丁寧に地道に伝えていく方が大事なんじゃないか?とふと思ったことがありました。横塚さんは、弊社のインタビューに答えてくれた時も丁寧に伝えようとする気持ちが強い女性だなあと感じました。その丁寧さと続ける根気は、毎回話を聞くたびに自分ってどうだったっけ?どんな気持ちで仕事していたっけ?と振り返っています。

彼女が行っている具体的な内容が知りたい方はこちらもチェックしてみてくださいね!

 
 
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Wantedlyをハックして会社の応募者数を10倍にした話

Repro 伊藤直樹さん

資金調達のタイミングでリクルーティングとブランディングを任されるようになった伊藤さん。Reproを知らない人にもアプローチして最終的に採用につなげるというミッションを与えられ、考えたのが「Wantedly」をハックするだったそうです。具体的に何をやったのか、ということを話してくれました。

Wantedlyを開始した当初:
・ランキングは圏外、フォロワーもほぼいない、応募者も一桁。

Wantedly運用におけるゴール:
・会社ランキングに1位の獲得!

Wantedlyのアルゴリズムを解いたところ...
・会社ランキング1位=過去7日間のPV
・WantedlyのPVは「オーガニック」と「ソーシャル」の2大チャネルがほぼ100%。
・会社のランキングupのためにやることはコンテンツマーケティングそのものでした。

実際に伊藤さんが行ったことは...
・会社間で相互応援!
・新規募集要項を毎日公開
・会社のランキングが上がったら結果を逐一チャットで社員に送る
・いけてると思われる社員をインタビューに出し、もっといけてる風に見せる
・友達に「応援」を支援
・とにかく協力してもらえるよう、しつこく社員にお願いした

結果:
会社ランキング4位!採用人数の増加!

横山コメント:
伊藤さんの話を聞いていて驚いたのは、「とにかく社員や周りの巻き込み方がすごい!」ということでした。最初は煙たがられてもしつこくお願いする、盛り上げる、どんどんアピールするのってここまでやってもいいんだ!という思う位の勢いがあり、これは見習うべきだなと感じました。伊藤さんの会社は、男性ばかりでインフルエンサー的な人はCEOくらいだとおっしゃっていました。

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本当だ。男性ばっかりだ。笑
誰もSNSで拡散に協力してくれなくても、女子が一人もいなくても、人前に立つのが嫌いな人が多くても伊藤さんのようにみんなにしつこく声をかけて、自分をアピールして巻き込んでいけば、どんな会社でも一致団結し、社外に自分たちの会社をアピールすることができるんだなと勇気をもらえたLTでした。
 
 
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読まれるための読者のペルソナ

アスキー 大谷イビサさん

当日、LT参加したアスキーの大谷さん!ペルソナってみなさん考えたことありますか?という声から始まったLT。アスキー内で見直したペルソナについてお話ししてくださいました。

問題に気づいたきっかけ:
週刊アスキーは20年の媒体なので読者が高齢化し、作っているものとターゲットが合っているのか?ということからもう一度ターゲットを見直すべく、ペルソナを作り直した方が良いのでは?となったそうです。

実際に作ったペルソナの例:
40代後半から50代の男性
・カラオケは安全地帯の「ワインレッドの心」
・90年代にパソコンブームだったので、基本的に「モノ」が好き。
・バブル期を通っているので、「高いモノ=イイモノ」という体験がある。
・他の人と同じはイヤ。Macbookより、ThinkPadが好きなひねくれ屋

40代男性
・カラオケは米米クラブの「浪漫飛行」
・バブル期が開けた就職氷河期なので、お金にうるさい。基本はコスパ重視。
・ミーハーなので、iPhone7やポケモンGOなどに飛びつくが飽きやすい。

結果:
・世代間ごとにお金の使い方が違うことがわかり、世代ごとに合わせた記事を作れるようになった。
・記事を読んでどんなアクションをして欲しいか、読者に何をして欲しいかを考えた記事を作れるようになった。
・うちの読者はこうだから、こういう記事にしましょうと外部に説明しやすくなった。

横山コメント:
このin-Pocketのペルソナを作る際も、ターゲットはどんな性格でどんな趣味でどんな雑誌を読んでいて...と、かなり細かく決めました。そのターゲットに近い社内のメンバーにもどんなことを考えているか、何が好きかなど聞きました。これを考えていくうちに段々とターゲットの生活像をイメージすることができました。
普段は直接関わっていないメンバーともコミュニケーションがとれたり、関わるみんなの認識が合うのでぜひ、社内メンバーも巻き込んでペルソナ作りをしてみてくださいね!

 
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#PRLTイベントに参加してみて

1回目も参加させていただきましたが、2回目の今回、かなりパワーアップしていました。イベントの作り方や進行、会場選びも参考になりました。最初から自由に食べたり飲んだりできるので、カジュアルな雰囲気でLTを聞くことができました。LT登壇者の人数や内容もパワーアップし、「明日から使える!」ネタが多かったです。次に何をすればいいか悩んでいる時はぜひぜひ参加してみてくださいね!次回は、LTに初挑戦しても良いかもしれない!と思いつつ、死ぬほど緊張しそうで不安です。笑 詳細は、connpass, FBをチェックしてくださいね!

 
 

おまけ

以前、アイスリーデザインに一人の勇者がインタビューにきました。
その時の記事はこちら

#PRLTでも勇者を発見!勇者がLTしていた!あなたの会社にも勇者が訪問するかもしれません。
 
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Izumi Yokoyama

広報/Designer

元銀座M百貨店の美容部員。 その後、小学生から憧れだったFBIと金田一を目指し、探偵会社へ。わかっていたけど名探偵にはなれないと気づき、突然Geek girlを目指し、テクノロジー+グローバル感ぷんぷんのi3DESIGNに入社。i3DESIGNではテスター・デザイナーを経験。まさかの広報任命により、右も左もわからぬまま、2015年11月から広報を兼任。

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