2015年12月15日

テクノロジー

空だけじゃなく水中にも?話題の潜水ドローン「Trident」に迫る。

ガジェット系クラウドファンディングで不動の人気を誇る「キックスターター」。
その中で、今話題になっているのが、OpenRovが開発した潜水ドローンのTridentです。
なんと同サイト内キャンペーンで約82万ドル(約9900万円)を獲得した逸品なんだとか。
「水深100m潜行」、「3時間駆動」を可能にし、さらに従来の無人潜水機に比べ大幅な小型化を実現しました。
まずは、こちらのプロモーションムービーをご覧くださいませ。

なるほど。これは気持ちよさそうですね。
Tridentの紹介にあたり、公式サイトでは「泳ぐ」でなく「飛ぶ(フライ)」と表現されているとおり、
海を泳ぐというよりも、本当に空を飛ぶドローンのようにスピーディー&スムーズな動きです。

海底探査はもちろん、船底状況の確認に使えるなど用途は様々。
例えば周辺の魚群探査といった用途にも使えそう。
そうすれば船釣りを楽しむ人たちなど、今までドローンの直接ニーズ・関心がなかった層の利用も急激に広がっていくかもしれませんね。

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しかもOculusとVRのインターフェイスも開発中。自分が潜水ドローンになりきって海底探索・・・なんて日も近い将来ありえる話です。
なお、先行販売では1台1199ドル(約14万5000円)で、2016年の11月に発送予定とのこと。意外と現実的な価格といえるのでは??

 

同じくOpenROVが開発しているv2.8 kitは、自分で組み立て・カスタマイズが可能な潜水ドローン。

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先ほどのTridentは自分ではカスタマイズ出来ませんが、このOpenROV v2.8 kitは外部ライトやプランクトンを採取するデバイスを付けたりと、色んなカスタマイズが可能。ガジェット魂をくすぐってくれます。組み立ても出来るとあれば、子ども達の工作など教育関係にも使えそうですね。
あた1台899ドル(約10万8000円)とTridentよりも4万円程安いのも特長です。

とはいえ、「水中ドローンをすべての人へ」と掲げているようなので、もう少しお値段は頑張ってほしいところ。市民権を得るにはもうちょっと時間がかかりそうです。

in-Pocket編集部

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