2016年4月8日 イベント

【女子レポ】自分と向き合ってる?とことん付き合ってくれる壁打ちキャリアカウンセリングとは?

こんにちは!最近、「採用」に興味津々の横山です。
私、アイスリーデザイン広報担当の横山いづみが、新サービス開発に積極的な企業や女性社員を皆さまに直撃する当コーナー。
今回の女子レポは、キャリアカウンセリングの新規事業を立ち上げた木下さんから、働き方の多様性やベンチャーでの採用ノウハウについてまでお話をきかせていただきました。今回は、1.5時間に渡る濃〜いインタビューだったのでハイライトしてお届けします。
 
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<木下眞由子さんプロフィール>
株式会社ブライツ・アンド・カンパニー
エグゼクティブコンサルタント

大手人材派遣会社で長年キャリアコンサルティングを行い、「自分の意思」で仕事を進めて働きたい!と思い、ベンチャー企業に転職。

『人生まるごと相談にのります』をキャッチフレーズに、キャリアコンサルティング事業「Kino cafe」を4月5日からスタート。「転職力や就職力を底上げする、キャリアデザイン力を上げる」という軸に基づいて求職者が自分自身とがっつり向き合うカウンセリングを行います。Kino cafeでは、多様な働き方をする方のインタビュー、木下さんが持つノウハウやお役立ち情報を定期的に発信しています。定期的にオフ会も開催されるそうなので、キャリアに悩んでいる人は是非!一緒に働いてくれるメンバーも募集中!
 


 
横山:今日はよろしくお願いします!今回の事業を立ち上げたきっかけってなんだったんですか?

木下:転職相談に来る方、面接で落ちる人の大体の理由って、自己認知ができていないんですね。
だからこそ、求職者が自分自身と向き合ってもらうための機会・場を追求するタイミングを持ちたいと思ったんですよね。もっと自分と常日ごろから向き合っていたら、いざ転職っていう時に付け焼刃にならないでいいのに、焦って転職して、ジョブホッパーにならないのに・・・と思ったんです。他にもライフイベントの変化で、ワーキングマザーやイクメンとかこれからママ、パパになる人。「どうやって働いていけばいいの?」とかそういったことも含めて一緒に考えられたらと思っています。また転職だけじゃなくて、子供に対してもなぜ、お父さんとお母さんが働くのか?働くって何?とか夢って何?とかを語れる場を広げていきたいと思ってます。
 
横山:自分らしく働くって、とっても難しいですが、とても大事なことですよね。そのうえで、ずばり!今回の新事業、他社とここが違う!っていう部分を教えてください。

木下:主な違い、特徴をあげると…

1. 新卒から経営者クラスまで、本気で自己の振り返りをしたい人に対応します。
一般的なキャリアコンサルティングと言うと、ゴール=転職になってしまいますが、私たちのサービスでは、”転職”がゴールではなく、キャリアと自分の人生を合わせて考えるコーチングのようなカウンセリングを行います。
キャリアコンサルティングは“求人を持ってきてくれる人”,“適職診断士”ではありません。自分の良いところ、悪いところを把握した上で初めて何に向いているのかがわかります。私たちが”壁打ち相手”となり、求職者のいいところ、悪いところを話し合いながら「なぜ、そう思うのか?」「それは実は○○なのではないか?」など問いかけしながら、求職者本人が理解していない精度が高い情報を引き出していきます。

2. 転職だけがゴールではない。それ以外の生き方を提案します。
1で自分と向きあっておけば、転職する時に焦ることが少なくなると考えています。今のタイミングで転職するのかがいいのか、半年後がいいのか、もしかしたら、契約、パートなど雇用形態を変えたほうがいいのかなど、仕事を変えずに解決できることもたくさんあります。このような場合も求職者に対し、色々な視点からアドバイスをしていきます。

3. 自ら発見を得るための場所”オフ会”を提供します。
従来あったような企業主催の飲み会やお茶会、企業説明会のような受動的なものではなく、自主的に情報を取りに行く、自主的に人脈を広げることを軸に主催していく会です。
例えば、新卒向けであればベンチャー企業の方で働き方を変えた方たちをお招きしてお話をしていただく、転職3ヶ月の会など同じ悩みを持つ方たちを集めた会などを開催していく予定です。
 
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横山:なるほど。壁打ち相手!確かに転職=ゴールになってしまう場合がほとんどですよね。実際は、決まってからが大変ですもんね。今後の活動が楽しみですね。

ところで、最近ワーキングマザーとかイクメンの話の記事や話をよく聞くようになりましたがこの辺りのお話を聞かせてください!実はアイスリーデザインではワーキングマザーがまだ一人もいないんです。でもうちの代表もイクメンで、社内共有用のカレンダーに「○月○日18時~保育園のお迎え」って記載がよくしてあります。なんとなくそれを見て、いざ自分がそうなった時も大丈夫なんだろうなって。ちゃんとどうしたいのかを伝えていけば、うまくやっていけるんだろうなって内心思ってます。笑

木下:そうですよね。不安はありますよね。女性はロールモデルを探しがちですが、結婚したばかりなのか?子供が男の子なのか女の子か?一人なのか二人なのか?人ぞれぞれの状況で分岐していくから、誰一人同じケースはないんですよね。どんどん会社側には提案して、自分がパイオニアとしてやっていかないと会社は変わらないんですよね。

ベンチャーはそのあたり制度に対する対応が柔軟だと思っていて。例えばですが、組織がコンパクトで、日ごろから周りのスタッフの身辺・生活リズムが見えやすい。だからサポートや理解を得られやすいっていうこと、ベンチャーでは多々あると思います。あとは、ベンチャーであれば制度も自分で変えられる可能性もありますよね。とにかく、自分しかない環境、状況だから自分が声をあげて作っていく必要があると思います。
 
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横山:人事、採用支援の担当者方に向けた活動のポイントや気をつけるべきことってありますか?最近思ったことですが、自分の会社にフィットしている人、雰囲気があっている人がいいなと。ただなかなかエージェントから紹介されても、それだけじゃわからないなぁと。最初はよくても会社に入ったら合ってないなーとかよくありますよね?

木下:求職者からすると、求人票だけだと企業の雰囲気や社風や一緒に働く人の顔が見えにくいんです。企業側のオーダーがふわっとしてるケースが多く、なぜこの会社にいくのか?くるとどうなるのか?がわからないと、求職者もイメージがわかないですよね。

ほとんどの場合、当たり前ではありますが、求人票にはメリットしか書かない企業が多いと思います。求職者からすると、実はこれってどこも同じに見えてしまうんですね。メリットだけでなく、こういうところが弱いから、こういう人が欲しい!など良いところだけでなく弱いところも書くと求職者もその会社に親近感もわき、イメージが湧きやすくなります。

「高学歴の人の何年目で収入がいくら」というのはよくありますが、普通の学歴の人が中途採用で転職1年目でエンジニアになり、2年目でディレクターになり…などリアリティがある人の例が出ていることが少ないです。リアリティがある人の例を出していくと求職者が自分ごととしてイメージが湧きやすくなりますね。

企業の立場でもそう。例えばエージェント側へオーダー頂く時のこと。とある会社に行った時に「御社が目指す世界観はなんですか?目標はなんですか?」と言うのをこちら側から質問したんですね、すると、「〇〇年後にこうなっていたいから今、こういう人が欲しくて…」と言われて、その会社がどんな人が欲しかったのかということがとてもよくわかりました。ただのスペックだけを聞いてしまうとどこの会社も同じような”スペックの高い人”が欲しいのですが、それだけだとやっぱりその会社とマッチさせることが難しい。

だから、その会社のゴールを必ず聞くようにしています。エージェントに頼む側の企業の方も「わが社のゴールはここ。だから、今こういう人が欲しい」「我が社の大事にしたいことはこれだ!」ということをもっと具体的に伝えてもらえるとその企業のイメージが湧きやすいので求職者に伝えやすくなりますね。
 
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横山:確かに。まず、エージェント側に「どんな会社なのか、だからこういう人が欲しいんだ」ってことをわかってもらえないとその企業にマッチした人ってなかなか探せないですよね。木下さんから教えていただいた採用のポイントをまとめると…
 
・会社の強いところ、弱いところの両方の面を書く。
・高学歴の人の収入のモデルではなく、普通の経歴の転職後のキャリアモデルを見せる。
・エージェント側に会社の目指すゴールを伝える。またそのゴールのためにこういう人が必要だというところまでを伝える。
 
木下:現状、大手企業A社と中小企業B社があった時に、条件がすべて同じだったら、求職者はA社に行くことが多いんですね。エージェント側も条件が同じだったらやっぱりB社を紹介せずにA社を紹介するケースが多いです。

ある求職者Dさんは、「どんどん裁量を持って会社の中心人物になって働きたいエンジンタイプ」です。大手A社と中小B社が同じ条件を出しています。Dさんは大手A社に傾き始めているものの、わたしは当初の要望だった部分を大事にとらえて・・・あなたはB社にあっているからB社に行った方がいいんじゃない?って言えるようなカウンセリングをしていくべきですよね。

それと同様でC社からC社と同じような会社に転職してもそれじゃ変わらなくて、あなたの未来につなげるために、なりたい自分に近づくために、B社に行った方がいいというアドバイスをしたいと思っていますし、時には転職しない方がいい、時にはそれじゃ転職できないです。と伝えてあげることも大事だと思っています。
 
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横山:なるほど。大手、ベンチャーってどっちもメリットデメリットがあると思いますが、ベンチャーに行った時の求職者が思うデメリットって何ですか?

木下:新卒の場合になりますが、ベンチャーに最初に行くと、十分な初期研修がなされていないケースがありますよね。これが理由で大手を選ぶ人もたくさんいます。ベンチャーは研修会社にきちんと研修をお願いして、教育体制を整える必要があるなと思います。そうすると新卒の人も入ってきやすくなると思いますよ。ベンチャーの価値、地位を上げる!ことに協力していきたいですね。今後のビジネスのアイディアもわいてきました。笑

横山:木下さん、ありがとうございました!とてもいいお話が聞けました!
 
 
冒頭で「最近、採用に興味津々です!!」と書きましたが、デザイナーをやっている時は、採用に関わることもなく、広報になるまで全く知らない世界だったんですね。が、しかし!広報になってから、私の好きなチームビルディンって、そもそも採用が重要なんじゃ?と今更思い、仲間を探すことに、とにかく興味が湧いています。ガンガン質問するあまりに1.5時間というインタビューになってしまいました。(途中、横山の人生相談会になったことは割愛します…。笑)そのおかげでためになるお話が聞けました。アイスリーデザインの採用にも役立てていきます!

Izumi Yokoyama

広報/Designer

元銀座M百貨店の美容部員。 その後、小学生から憧れだったFBIと金田一を目指し、探偵会社へ。わかっていたけど名探偵にはなれないと気づき、突然Geek girlを目指し、テクノロジー+グローバル感ぷんぷんのi3DESIGNに入社。i3DESIGNではテスター・デザイナーを経験。まさかの広報任命により、右も左もわからぬまま、2015年11月から広報を兼任。

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