グローバルマーケティング
新規事業を考える際に成長市場を考えるのは極めて重要だ。当社のほうでも新規事業企画に関する相談をクライアントが多く受けるが、頭の整理の上でも改めて成長市場についてシリーズ化して改めて纏めてみたい。
注目の成長市場としての第1回目は、新興国の携帯市場について言及してみたい。
日本国内では主要携帯3キャリアが市場の奪い合い、もしくは2代目の携帯端末の獲得に凌ぎを削っているが、全世界でみた場合に携帯市場というのは急激に拡大が続く分野と言える。
米調査会社IDCによれば、全世界の携帯電話市場は2009年末までに8500億ドル(約76兆8500億円)に成長し、英の別の調査機関によれば、2004~2005年は世界の携帯電話セクターにとって目覚しい成長の年と位置づけ、2004年1月に13億8000万人だった総加入者数は2005年の12 月には21億2000万人にまで増加したと報じている。
また新興国の中でも、南アフリカと中南米諸国の携帯電話普及率は09年末までに約90%に達しているが、中国、インド、南太平洋、アフリカといったエリアは成長の余地は非常に大きい。
以下、エリア別に携帯市場についてブレークダウンしてみる。
1. 中国の携帯市場
中国工業・情報化部の報告によれば2009年の移動電話の普及率は約56.3%で、ユーザー数は約7.5億と報じられている。この利用者は、2012年には8億~8億5千万に達するとも言われており、中国はもはや世界最大の携帯市場と言える。そういった中、成長市場として期待されるのが2009年から認可されている3Gのサービスの提供だろう。現段階で3Gの利用ユーザーのうち1-2%と報じられているが、iphoneならびにAndroidといったスマートフォンが普及するにつれて、現在の通話ならびにSMS中心の利用から、携帯向けのコンテンツ産業の成長が期待される。
2. インドの携帯市場
全世界で最も携帯の成長率が高いとされているマーケットは、インドと位置づけられている。2007年度の段階では、携帯電話の普及率は20%強、また人口の約7割を占めると言われる地方に至っては2%程度であったのが、月間の増加者数は約900万人ペースで、2011年度末には、加入者数6億9,056万人、普及率58.13%まで上昇すると予測されるている。
インド市場では18のキャリアが市場の争奪戦を繰り広げており、通話料金は世界最低レベルで、音声ARPUは下がり続けるというのが現状だ。そういった中、注目を集めているのはデータ通信の行える3Gと海外進出で、規模経済と付加価値提供の両方で猛烈な市場の争奪戦が繰り広げられている。
3.アフリカの携帯市場
携帯利用ユーザーの成長率という意味で目が話せないのがアフリカ市場である。アフリカという市場は53カ国9億人というのが、まず全体の市場規模となる。アフリカでの携帯の普及率は、各種レポートからの推計では、2008年の段階で全体の約25%弱で、その95%がプリペイでの利用と言われている。また参考までに2004年初めに6000万人程だった加入者は2005年終わりには1億1300万人であったことからも2004年以降、爆発的に携帯が普及していることが分かる。
また2010年4月1日にはインドのバルティ・エアテルがクウェート企業からザインのアフリカの携帯事業の買収合意が確定と報じられ。これによりバルティ・エアテルは約4200万の契約件数を1兆円で買収(1件あたり2万4千円)し、世界第5位の携帯会社となりインドでの携帯の市場覇権競争がアフリカを巻き込んで進んでいるということが窺える。
現地の携帯の仕様は第2.5世代(2.5G)で、モバイルアプリケーションも活発で、携帯電話を利用した支払いサービス「M-PESA」、インスタント・メッセージ「MXit」、地図のダウンロードが可能な「Mobil Map Service」等が既に存在しており、アフリカ市場でのモバイルコンテンツ事業は非常に興味深い分野と言える。
*ゴールドマン・サックスは携帯市場の次の魅力的なマーケットを、ロシア、エジプト、ナイジェリアを指摘しています。(参考URL:ロイター通信)
■まとめ
このように携帯市場の利用ユーザーは新興国的爆発的な成長を続けているが多くの市場で猛烈な価格競争で利用者数を獲得している。この利用者の獲得については熾烈な体力競争とも言えるが、一方でこれらの携帯市場の殆どが向こう3-5年で2Gから3Gへの移行が進むことが考えると、同市場に向けたコンテンツビジネスというのは莫大な可能性が期待できる。
注目の成長市場としての第1回目は、新興国の携帯市場について言及してみたい。
日本国内では主要携帯3キャリアが市場の奪い合い、もしくは2代目の携帯端末の獲得に凌ぎを削っているが、全世界でみた場合に携帯市場というのは急激に拡大が続く分野と言える。
米調査会社IDCによれば、全世界の携帯電話市場は2009年末までに8500億ドル(約76兆8500億円)に成長し、英の別の調査機関によれば、2004~2005年は世界の携帯電話セクターにとって目覚しい成長の年と位置づけ、2004年1月に13億8000万人だった総加入者数は2005年の12 月には21億2000万人にまで増加したと報じている。
また新興国の中でも、南アフリカと中南米諸国の携帯電話普及率は09年末までに約90%に達しているが、中国、インド、南太平洋、アフリカといったエリアは成長の余地は非常に大きい。
以下、エリア別に携帯市場についてブレークダウンしてみる。
1. 中国の携帯市場
中国工業・情報化部の報告によれば2009年の移動電話の普及率は約56.3%で、ユーザー数は約7.5億と報じられている。この利用者は、2012年には8億~8億5千万に達するとも言われており、中国はもはや世界最大の携帯市場と言える。そういった中、成長市場として期待されるのが2009年から認可されている3Gのサービスの提供だろう。現段階で3Gの利用ユーザーのうち1-2%と報じられているが、iphoneならびにAndroidといったスマートフォンが普及するにつれて、現在の通話ならびにSMS中心の利用から、携帯向けのコンテンツ産業の成長が期待される。
2. インドの携帯市場
全世界で最も携帯の成長率が高いとされているマーケットは、インドと位置づけられている。2007年度の段階では、携帯電話の普及率は20%強、また人口の約7割を占めると言われる地方に至っては2%程度であったのが、月間の増加者数は約900万人ペースで、2011年度末には、加入者数6億9,056万人、普及率58.13%まで上昇すると予測されるている。
インド市場では18のキャリアが市場の争奪戦を繰り広げており、通話料金は世界最低レベルで、音声ARPUは下がり続けるというのが現状だ。そういった中、注目を集めているのはデータ通信の行える3Gと海外進出で、規模経済と付加価値提供の両方で猛烈な市場の争奪戦が繰り広げられている。
3.アフリカの携帯市場
携帯利用ユーザーの成長率という意味で目が話せないのがアフリカ市場である。アフリカという市場は53カ国9億人というのが、まず全体の市場規模となる。アフリカでの携帯の普及率は、各種レポートからの推計では、2008年の段階で全体の約25%弱で、その95%がプリペイでの利用と言われている。また参考までに2004年初めに6000万人程だった加入者は2005年終わりには1億1300万人であったことからも2004年以降、爆発的に携帯が普及していることが分かる。
また2010年4月1日にはインドのバルティ・エアテルがクウェート企業からザインのアフリカの携帯事業の買収合意が確定と報じられ。これによりバルティ・エアテルは約4200万の契約件数を1兆円で買収(1件あたり2万4千円)し、世界第5位の携帯会社となりインドでの携帯の市場覇権競争がアフリカを巻き込んで進んでいるということが窺える。
現地の携帯の仕様は第2.5世代(2.5G)で、モバイルアプリケーションも活発で、携帯電話を利用した支払いサービス「M-PESA」、インスタント・メッセージ「MXit」、地図のダウンロードが可能な「Mobil Map Service」等が既に存在しており、アフリカ市場でのモバイルコンテンツ事業は非常に興味深い分野と言える。
*ゴールドマン・サックスは携帯市場の次の魅力的なマーケットを、ロシア、エジプト、ナイジェリアを指摘しています。(参考URL:ロイター通信)
■まとめ
このように携帯市場の利用ユーザーは新興国的爆発的な成長を続けているが多くの市場で猛烈な価格競争で利用者数を獲得している。この利用者の獲得については熾烈な体力競争とも言えるが、一方でこれらの携帯市場の殆どが向こう3-5年で2Gから3Gへの移行が進むことが考えると、同市場に向けたコンテンツビジネスというのは莫大な可能性が期待できる。
全世界で850万台強を販売するiphone(アイフォン)。日本ではソフトバンクの努力もあり今や全世界で一番の成長マーケットとなっている。こういった中、iphone向けのアプリを提供する会社は全世界で3万3千社近くに達し、提供アプリも18万本と、提供がやや加熱気味であるのもの事実だ。
日本にも数多くのiphoneアプリの開発ベンダーがいるが、その規模で考えた場合に全世界に配布したいというニーズも多く聞こえるその為、ここでは iphoneアプリを海外にプロモーションする方法について言及する。
当社では、企業サイトの海外からのインバウンド集客ならびにアウトバンドのためのグローバルプロモーションサービスを提供している関係からiphoneの海外プロモーションについても、幾つかのパイロットプロジェクトを実施しているため、この経験に基づいた形で、言及する。
1. 海外用のiphoneアプリを開発する前に考えなければならないこと。
iphoneアプリを海外(もしくは国内も同じだが)に配信する場合、重要なことは作ってからのプロモーションプランではなく、作る前のマーケティング戦略が極めて重要となる。具体的に以下の3つが重要だ。
A. 投稿するカテゴリのTOP10の分析
iphoneアプリのランキングの世界は、カードの大富豪ゲームと同じだ。つまり富豪は富豪のままでいる確率が高いが、一旦、貧民になるとカードの回りが悪く、中々這上れない。各カテゴリのTOP10ランキングを見ると、よく分かるが特にTOP5内というのは順位の変動が少ない。これはユーザーから見た場合のアプリケーションの選択基準は、itunesでみる上のほうからダウンロードされる傾向が強いからだ。
その為、一旦、このポジションに入ってしまうと比較的いい順位を獲得しやすい、一方で4位以下の場合は瞬間風速的にランクインしたとしても、その後はジリジリとランクを下げることが少ないのも事実だ。
ここで重要なのは、投稿するカテゴリのTOP10に入っているアプリは、それなりに理由があってランクインしているので、これらのアプリを徹底的に分析することが望ましい。価格、機能等々といった側面でだ。
B. アプリケーション名の検討
次に重要なのがアプリケーションの名前だ。通常ユーザーはアプリケーションを検索する際に、アプリケーション名称を用いるが、この際、あまり短すぎたり、スペルミスを伴ない易いアプリの場合、そもそも検索しても見つけづらい、見つかっても複数でてきて、他のアプリと比較されて他のアプリがダウンロードされてしまう、等といった結果を伴ってしまう。その為、アプリケーションの名前は、できるだけユニークであること、かつ申請をする前に、その名前で検索をして、類似名称のアプリが出てこないか等の確認を行うことが必要だ。
C. プロモーションプラン
最後に重要になってくるのが、対象ユーザーを想定したプロモーションプランの検討だ。プロモーション手法の詳細については下で言及するとして、この時にどれだけ明確にアプリ利用ユーザーを想定できるかが、プロモーションコストを圧縮する一番のポイントになる。
2. プロモーション手法について
次にプロモーション手法について説明する。iphoneアプリをプロモーションする方法としては以下のような手法がある。
A. 海外iphoneアプリのレビューサイトに投稿する
iphoneアプリをユーザーが選択する場合に一番多いのが友人、知人もしくは雑誌等の掲載情報を参照するというのが多いのは、利用ユーザーであれば直感的に理解できるだろう。これは基本的に海外でも一緒だ。それでは雑誌等になる記事のライターは、そのアプリをどこから見つけてくるのだろうか、ここから逆説的に考えるとレビューサイト等を確認しているケースが少なくない。それであるのであれば、海外のレビューサイトに実際に掲載をしてもらうのが周知させるという意味では手っ取り早い方法になる。レビューサイトは、様々なものがあるので一例だけを紹介すると、以下のようなサイトが北米では人気がたかい。
B. レビューサイトに広告を出稿する
次の手法は、これらのサイトに実際に広告を表示する、になる。これは上のレビューサイトは実際にコンタクトしてみるとよく分かるが、レビューは趣味でやっているものから様々あるが、サイトによっては自分が興味のないものはレビュー依頼を投げても返信すら無いケースも少ない、それであれば彼らのサイトに直接広告を表示するというのが、これの代替案だ。各サイトをチェックすると「advertise」のコーナーがあるので確認してみて欲しい、大抵の場合200-500ドルで広告が出せることが分かる。
C. Facebookを利用する
広告という手法としてはFacebookによる広告という方法も有効である。FacebookはもはやGoogleを抜いて世界で一番PVの多いサイトであるが、北米ならびに欧州マーケットを攻める場合には、Facebook内にファンページならびにグループサイトなどを設置して、ここに広告を掛けるのが有効な手段の一つである。
3. 費用対投資効果を検証する
最後にiphoneアプリを上記の方法等でプロモーションを行った場合の投資対効果について検証する。当社の調べでは北米(アメリカ)で提供されているダウンロード可能なアプリ総数は、2010年3月期で約17万8千本で、内74%が有償アプリである。また全有償アプリでの提供価格平均は、3.87USDとなっている。
これは正確に行くとカテゴリ別では、Newsは有償、無償の比率が約50%:50%で、Businessでは逆に無償版の方が多く、Booksは圧倒的に有償版のほうが多い。
プロモーションに対する投資対効果という意味では、このアプリの提供形態(有償/無償)によるが、当方の試算ベースでいけばFacebookでの1ファン獲得コストを30円前後に抑えることができ、かつファンサイトからコンバージョンレートを10%台を実現できれば、1顧客獲得コストがアプリ単価を下回り効果的であり、逆にこれを下回る結果となるとアプリ単価がよほど高くない限り、プロモーションコストとのバランスが悪いということになる。
つまりiphoneアプリの海外での展開を考える際に、構築前のマーケティング戦略ならびにプロモーション戦略を十分に組むことによって市場は大きく広がってくるが、この検討が十分でない場合にはiphoneアプリの提供で十分なプロフィットを出すのが難しいという市場ということが分かる。
この記事・コラムについて、詳細が知りたい方は当社までご連絡いただければと思います。
日本にも数多くのiphoneアプリの開発ベンダーがいるが、その規模で考えた場合に全世界に配布したいというニーズも多く聞こえるその為、ここでは iphoneアプリを海外にプロモーションする方法について言及する。
当社では、企業サイトの海外からのインバウンド集客ならびにアウトバンドのためのグローバルプロモーションサービスを提供している関係からiphoneの海外プロモーションについても、幾つかのパイロットプロジェクトを実施しているため、この経験に基づいた形で、言及する。
1. 海外用のiphoneアプリを開発する前に考えなければならないこと。
iphoneアプリを海外(もしくは国内も同じだが)に配信する場合、重要なことは作ってからのプロモーションプランではなく、作る前のマーケティング戦略が極めて重要となる。具体的に以下の3つが重要だ。
A. 投稿するカテゴリのTOP10の分析
iphoneアプリのランキングの世界は、カードの大富豪ゲームと同じだ。つまり富豪は富豪のままでいる確率が高いが、一旦、貧民になるとカードの回りが悪く、中々這上れない。各カテゴリのTOP10ランキングを見ると、よく分かるが特にTOP5内というのは順位の変動が少ない。これはユーザーから見た場合のアプリケーションの選択基準は、itunesでみる上のほうからダウンロードされる傾向が強いからだ。
その為、一旦、このポジションに入ってしまうと比較的いい順位を獲得しやすい、一方で4位以下の場合は瞬間風速的にランクインしたとしても、その後はジリジリとランクを下げることが少ないのも事実だ。
ここで重要なのは、投稿するカテゴリのTOP10に入っているアプリは、それなりに理由があってランクインしているので、これらのアプリを徹底的に分析することが望ましい。価格、機能等々といった側面でだ。
B. アプリケーション名の検討
次に重要なのがアプリケーションの名前だ。通常ユーザーはアプリケーションを検索する際に、アプリケーション名称を用いるが、この際、あまり短すぎたり、スペルミスを伴ない易いアプリの場合、そもそも検索しても見つけづらい、見つかっても複数でてきて、他のアプリと比較されて他のアプリがダウンロードされてしまう、等といった結果を伴ってしまう。その為、アプリケーションの名前は、できるだけユニークであること、かつ申請をする前に、その名前で検索をして、類似名称のアプリが出てこないか等の確認を行うことが必要だ。
C. プロモーションプラン
最後に重要になってくるのが、対象ユーザーを想定したプロモーションプランの検討だ。プロモーション手法の詳細については下で言及するとして、この時にどれだけ明確にアプリ利用ユーザーを想定できるかが、プロモーションコストを圧縮する一番のポイントになる。
2. プロモーション手法について
次にプロモーション手法について説明する。iphoneアプリをプロモーションする方法としては以下のような手法がある。
A. 海外iphoneアプリのレビューサイトに投稿する
iphoneアプリをユーザーが選択する場合に一番多いのが友人、知人もしくは雑誌等の掲載情報を参照するというのが多いのは、利用ユーザーであれば直感的に理解できるだろう。これは基本的に海外でも一緒だ。それでは雑誌等になる記事のライターは、そのアプリをどこから見つけてくるのだろうか、ここから逆説的に考えるとレビューサイト等を確認しているケースが少なくない。それであるのであれば、海外のレビューサイトに実際に掲載をしてもらうのが周知させるという意味では手っ取り早い方法になる。レビューサイトは、様々なものがあるので一例だけを紹介すると、以下のようなサイトが北米では人気がたかい。
| 1 | ipodtouchfans.com | |
| 2 | TUAW | |
| 3 | appsSafari.com | |
| 4 | 148Apps | |
| 5 | appadvice | |
| 6 | appstoreapps.com | |
| 7 | APPVee | |
| 8 | iphone App Reviews.net | |
| 9 | I use this | |
| 10 | iphoneappindex.com | |
| 11 | nativeiphoneapps |
B. レビューサイトに広告を出稿する
次の手法は、これらのサイトに実際に広告を表示する、になる。これは上のレビューサイトは実際にコンタクトしてみるとよく分かるが、レビューは趣味でやっているものから様々あるが、サイトによっては自分が興味のないものはレビュー依頼を投げても返信すら無いケースも少ない、それであれば彼らのサイトに直接広告を表示するというのが、これの代替案だ。各サイトをチェックすると「advertise」のコーナーがあるので確認してみて欲しい、大抵の場合200-500ドルで広告が出せることが分かる。
C. Facebookを利用する
広告という手法としてはFacebookによる広告という方法も有効である。FacebookはもはやGoogleを抜いて世界で一番PVの多いサイトであるが、北米ならびに欧州マーケットを攻める場合には、Facebook内にファンページならびにグループサイトなどを設置して、ここに広告を掛けるのが有効な手段の一つである。
3. 費用対投資効果を検証する
最後にiphoneアプリを上記の方法等でプロモーションを行った場合の投資対効果について検証する。当社の調べでは北米(アメリカ)で提供されているダウンロード可能なアプリ総数は、2010年3月期で約17万8千本で、内74%が有償アプリである。また全有償アプリでの提供価格平均は、3.87USDとなっている。
これは正確に行くとカテゴリ別では、Newsは有償、無償の比率が約50%:50%で、Businessでは逆に無償版の方が多く、Booksは圧倒的に有償版のほうが多い。
プロモーションに対する投資対効果という意味では、このアプリの提供形態(有償/無償)によるが、当方の試算ベースでいけばFacebookでの1ファン獲得コストを30円前後に抑えることができ、かつファンサイトからコンバージョンレートを10%台を実現できれば、1顧客獲得コストがアプリ単価を下回り効果的であり、逆にこれを下回る結果となるとアプリ単価がよほど高くない限り、プロモーションコストとのバランスが悪いということになる。
つまりiphoneアプリの海外での展開を考える際に、構築前のマーケティング戦略ならびにプロモーション戦略を十分に組むことによって市場は大きく広がってくるが、この検討が十分でない場合にはiphoneアプリの提供で十分なプロフィットを出すのが難しいという市場ということが分かる。
この記事・コラムについて、詳細が知りたい方は当社までご連絡いただければと思います。
emarketerによる、マーケティングに関する2009年の予測は以下のとおり。
1. 広告費は削減傾向になる。
最近の米国における広告費予測によると、2009年は下降トレンドである。
2. 新聞、ラジオ、雑誌への広告費は、他のメディアに比べてより落ち込むと見られる。
メディアバイイング、広告の効果測定、レポートシステムは、デジタル時代に合わせて、よりシステマチックになるだろう。既に、広告のターゲット層は、既存メディアからインターネットを通じたデジタルメディアにシフトしている。
3. 広告戦略は、メディアミックスのみならず、いかにメディアプランニングし、効果測定を行うかを加味したものに根本的に変化する。これに伴い、既存のメディアの効果に対する再検証もシビアに行われることになろう。
4. 経済が縮小傾向である間も、インターネットは成長し続けるとみられる。eMarketerの予測では、2009年、オンライン広告費は8.9%増加するとみている。
5. 弱気な予測の偶発事項が増え、想定外のことが増えるかもしれない。
6. オンラインディスプレイ広告は廃れるかもしれない。費用がかさむだけでなく、一時的な効果しか得られないからだ。
7. Eコマースの成長は2009年、4.1%にとどまるとみられ、2008年の7.2%よりもさらに低成長になるとみられる。
以上の7つの予言はさておき、一番肝に銘じるべきは、状況は改善するであろうということだ。2009年中か、それ以降になるかはわからないが、この荒波を乗り越えれば、景気は回復する。そして、多くの企業がより強靭になるであろう。
[Reference]
http://www.emarketer.com/Article.aspx?id=1006837
1. 広告費は削減傾向になる。
最近の米国における広告費予測によると、2009年は下降トレンドである。
2. 新聞、ラジオ、雑誌への広告費は、他のメディアに比べてより落ち込むと見られる。
メディアバイイング、広告の効果測定、レポートシステムは、デジタル時代に合わせて、よりシステマチックになるだろう。既に、広告のターゲット層は、既存メディアからインターネットを通じたデジタルメディアにシフトしている。
3. 広告戦略は、メディアミックスのみならず、いかにメディアプランニングし、効果測定を行うかを加味したものに根本的に変化する。これに伴い、既存のメディアの効果に対する再検証もシビアに行われることになろう。
4. 経済が縮小傾向である間も、インターネットは成長し続けるとみられる。eMarketerの予測では、2009年、オンライン広告費は8.9%増加するとみている。
5. 弱気な予測の偶発事項が増え、想定外のことが増えるかもしれない。
6. オンラインディスプレイ広告は廃れるかもしれない。費用がかさむだけでなく、一時的な効果しか得られないからだ。
7. Eコマースの成長は2009年、4.1%にとどまるとみられ、2008年の7.2%よりもさらに低成長になるとみられる。
以上の7つの予言はさておき、一番肝に銘じるべきは、状況は改善するであろうということだ。2009年中か、それ以降になるかはわからないが、この荒波を乗り越えれば、景気は回復する。そして、多くの企業がより強靭になるであろう。
[Reference]
http://www.emarketer.com/Article.aspx?id=1006837
2008年12月「BtoB Magazine」の調査によると、60%のB2B向けマーケティング担当者が、来年、あたらな広告キャンペーンを計画していると述べた。
未曾有の景気悪化をかんがみれば、より悪化するかもしれない。
「Hearst Electronics Group」と「Goldstein Group Communications」 が2008年8月~9月に実施した調査によれば、回答者の4人に1人は、2009年、マーケティング費用を削減する見込みと答えている。デジタルキャン ペーンは、既存のメディアへの予算減に比べればましだ。多くの回答者が、ウェブサイトや検索エンジンに予算を厚く充てると述べている。
今後、ますますオンラインマーケティングに依存すると見られる。
多くの回答によれば、オンラインが2011年までには唯一の販売チャネルとして活用されるだろうという。
[Reference]
http://www.emarketer.com/Article.aspx?id=1006809
未曾有の景気悪化をかんがみれば、より悪化するかもしれない。
「Hearst Electronics Group」と「Goldstein Group Communications」 が2008年8月~9月に実施した調査によれば、回答者の4人に1人は、2009年、マーケティング費用を削減する見込みと答えている。デジタルキャン ペーンは、既存のメディアへの予算減に比べればましだ。多くの回答者が、ウェブサイトや検索エンジンに予算を厚く充てると述べている。
今後、ますますオンラインマーケティングに依存すると見られる。
多くの回答によれば、オンラインが2011年までには唯一の販売チャネルとして活用されるだろうという。
[Reference]
http://www.emarketer.com/Article.aspx?id=1006809
2009年のウェブトレンドを予測してみた。
①ウェブデザイン
・フォームを重視したデザインになる
・IE(インターネットエクスプローラ)6の市場シェア低下に伴い、IE6をサポートするサイトが少なくなる
・負荷が軽く小さいサイトが復活する
②SEO
・iPhoneやBlackBerryなどのスマートフォン普及により、位置情報に基づくモバイル検索が増える。
・リアルなウェブ成功事例により注目が集まり、ランキングやPageRankは徐々にすたりはじめるかもしれない。
・Google検索の独壇場は、より多くの国々で顕著になる。
・既存メディアにおけるマーケティングからオンライン検索マーケティングにどんどんシフトし始める。
・GoogleのAdwordsに代表されるPPC広告が下火になり、長期的な視野に立ったSEOへの投資が増える。
・コンテンツ制作やソーシャルネットワーク、レピュテーション創出がSEOの重要テーマとしてより注目される。
・リンク数は検索エンジンのアルゴリズムにおいて重要視されなくなる一方、実際のユーザにおけるポピュラリティが重要になってくる。
③ソーシャルメディア
・ソーシャルメディアのウェブアプリケーションは十二分に溢れている。後発の会社はビジネスモデルの見直しが必要。さもなければ、市場から去ることになるだろう。
・ブログは引き続き堅調に伸びる。
・イーコマースやオンラインショッピングは、ブログやソーシャルメディアにより依存する。
④マーケティング
・CRMやウェブ分析、SEOをマーケティングにどんどん組み込んでいくようになる。
・長期的な視点での、ソーシャルメディア戦略を立案し、顧客の抱え込みを実行することがより重要になる。
・オンラインビデオは重要なオンラインメディアのひとつに成長する。
[Reference]
http://www.seoptimise.com/blog/2008/12/30-web-trends-for-2009.html
①ウェブデザイン
・フォームを重視したデザインになる
・IE(インターネットエクスプローラ)6の市場シェア低下に伴い、IE6をサポートするサイトが少なくなる
・負荷が軽く小さいサイトが復活する
②SEO
・iPhoneやBlackBerryなどのスマートフォン普及により、位置情報に基づくモバイル検索が増える。
・リアルなウェブ成功事例により注目が集まり、ランキングやPageRankは徐々にすたりはじめるかもしれない。
・Google検索の独壇場は、より多くの国々で顕著になる。
・既存メディアにおけるマーケティングからオンライン検索マーケティングにどんどんシフトし始める。
・GoogleのAdwordsに代表されるPPC広告が下火になり、長期的な視野に立ったSEOへの投資が増える。
・コンテンツ制作やソーシャルネットワーク、レピュテーション創出がSEOの重要テーマとしてより注目される。
・リンク数は検索エンジンのアルゴリズムにおいて重要視されなくなる一方、実際のユーザにおけるポピュラリティが重要になってくる。
③ソーシャルメディア
・ソーシャルメディアのウェブアプリケーションは十二分に溢れている。後発の会社はビジネスモデルの見直しが必要。さもなければ、市場から去ることになるだろう。
・ブログは引き続き堅調に伸びる。
・イーコマースやオンラインショッピングは、ブログやソーシャルメディアにより依存する。
④マーケティング
・CRMやウェブ分析、SEOをマーケティングにどんどん組み込んでいくようになる。
・長期的な視点での、ソーシャルメディア戦略を立案し、顧客の抱え込みを実行することがより重要になる。
・オンラインビデオは重要なオンラインメディアのひとつに成長する。
[Reference]
http://www.seoptimise.com/blog/2008/12/30-web-trends-for-2009.html







